バランス遊びをすると、勉強ができるようになる⁉~前庭覚を育てよう!~
以前のブログで、遊びが様々な感覚を育てることをお伝えしました。
感覚には、五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)の他に、固有受容覚と前庭覚があります。
今回は、そのうち「前庭覚」についてお伝えします。
「前庭覚」とは、平衡感覚やバランス感覚のこと。
特に以下の働きが大切です。
①左右のバランスを取って、姿勢を保つ働き
長い時間、同じ姿勢を保つことができる
②身体が揺れたときに、視界を補正して安定して見えるようにする働き
頭が動いても、景色がぶれずに見える
③自律神経を調節して、気分を安定させる働き
運動をすると気分がすっきりする
では、この「前庭覚」が育っていないと、どうなるでしょう。
①姿勢が不安定で、長く椅子に座っていられなくなる。
②ノートから黒板に目を移したときに焦点が合わせにくくなり、黒板の字をノートに書きとることが困難になる
③自律神経の働きが悪くなり、すぐに眠くなったり疲れたりする
つまり、「前庭覚」が育っていないと、学習に集中できなくなる恐れがあるのです。
だから、そうならないためにも「前庭覚」を育てましょう!
そのためには・・・体を使ってたくさん遊ぶことです!
ウォレスアカデミーでも、授業の中で「前庭覚」を育てる活動を取り入れています。
例えば、バランスボールに座ったり、片足立ち競争をしたり、いろんな動きをする遊びをしたりします。
室内よりも屋外の方が、おにごっこをしたり、アスレチックに登ったり、ブランコに乗ったりと、より多くの遊びができますね。
このように、子どもの発達には、毎日の「遊び」がとても大切な役割を果たしています。
現在は、以前よりも外遊びが難しい状況ですが、お休みのときなどご家族で「前庭覚」を育てるバランス遊びをしてみてください。
楽しくたくさん遊ぶことが、実は将来の学習活動にもつながっていきます。
<担当:西>
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