不器用さにつながる?!ボディイメージとは何?
ボディイメージと聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべますか?
スタイルの良さでしょうか?
それとも健康に満ちあふれた体でしょうか?
残念ですがちょっと違います。
今回お伝えするボディイメージとは、私たちの生活動作、身体を操作するということであり、思い通りに身体を動かすためには、このボディイメージの発達というものが欠かせないのです。
ボディイメージとは
ボディイメージとは「体の輪郭のイメージ」「手足」の状態」「姿勢の軸」などのことをあらわしています。
例えば、私たちは一つひとつ自分の動作を目で見て確認しなくても、無意識に思ったところに手足を伸ばすことができますね。
他にも、友達と話をしながら他の人とぶつからないように歩く、考えごとをしながら着替えるなど、複数の動作を同時に行うことができます。
これは自分の身体はどんな動きができるのか、大きさがどれくらいか、など身体の輪郭や大きさというボディイメージを把握しているからできることなのです。
ボディイメージ未発達と自信の無さ
ボディイメージが高いと自分の体を思い通りに動かせ、身体を通した達成感がとても高い生活になります。
では、ボディイメージが未発達だとどうでしょう。
●不器用(すぐに転ぶ、道具がうまく使えない)
●苦手意識が大きくなる(どうせ失敗するからはじめから「やらない」と言う)
●視空間認知が育ちにくい(例えば迷子になりやすい)
●衝動的な行動をしたり注意が散漫になりやすい
このように、ボディイメージの未発達さが、認知の能力や社会へ適応する力にも関係してしまうことがあります。
逆にボディイメージが育つことで、自己肯定感が高まりやすい育ちとなり、自分の体を通した学びや実感が増えるので、「内面の感情」をより具体的な言葉で伝えるようになります。
ボディイメージはとても大切な人の育ちであることが分かりますね。
ウォレスでは、「楽しそうだな」「やってみたいな」の思いを大切にしながら、ボディイメージを育てる指導も積極的に取り入れています。
<担当:白﨑>
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
walless.net