遊んでいるだけなのにトレーニングになっちゃう【お正月遊び編】
12月25日はクリスマス。
おうちにサンタクロースはやってきたでしょうか?
ご家庭では子供たちの笑顔が何よりのプレゼントになりますね。
さぁ、新しい年が近づいてきます。
皆様は海外のお正月を知っていますか?
アメリカでは、感謝祭のある11月からクリスマスあたりまでが休日ムードになり、お正月も1月1日しか休みがありません。
それでも年が明けたら側にいる人とハグやキスをするとハッピーに過ごせると信じられていて賑やかにお祝いしています。
フランスのお正月に欠かせないのは伝統菓子「ガレットデロア」。
小さな人形をしのばせて、菓子が切り分けられた中に人形が入っていた人は1年を幸運に過ごせるのだとか。
デンマークでは大晦日になると友人や親族の家の玄関にお皿を投げる風習があります。
お皿を割ると幸運と人脈に恵まれるそうで、家の前に割れたお皿が多いほど友人が多い証明になるなんて不思議な風習ですね。
世界のお正月は様々ですが、年のはじめを丁寧に祝う日本の文化は大事にしていきたいものです。
お正月遊びはメリットがいっぱい
日本のお正月は、ご家族でゆっくり過ごせる時間でもあります。
最近はゲームやYouTubeを見て過ごすお子様が増えていますが、昔からのお正月遊びは子供の脳に影響を与え、能力を伸ばす効果が期待できます。
■すごろく
サイコロの出た目だけ進むルールで数の概念が身に付き、文字を読むトレーニングにもなります。
ルールを理解する力や、ルールを守って遊ぶという社会性、負ける体験の繰り返しで「次に頑張ろう」と気持ちの切り替えもできるようになっていきます。
会話が生まれ、コミュ二ケーションが活発になるメリットも期待出来ますね。
■かるた・百人一首
文字を覚える事ができ、読み手の言葉を集中して聴く力を育てます。
また「百人一首」の取り札は和歌の上の句から読まれるため、和歌を全て覚えていることで勝敗につながるので、小学生以上だと記憶能力のトレーニングに、また反応能力が試されるので空間把握のトレーニングにもなります。
■トランプ
数字やマークで数を覚える計算力や記憶力、カードを見逃さない集中力、会話やかけひきをしながら遊ぶのでルールを守る、相手を思いやるなどのコミュニケーション力が養われます。
さらに、相手を観察してどう動くか考える、観察力や判断力まで育むことが出来ます。
■福笑い
出来上がりでおおいに盛り上がる福笑いは、パーツを選ぶ指先の感覚を刺激したり、左右の位置関係など空間把握と、記憶力のトレーニングにもなります。
イラストを見つけてきたり、紙とペンがあればご家族でオリジナル福笑いを作っても楽しいですね。
ほんの一部をご紹介しましたが、子供たちの遊びには成長を促す学びがたくさん隠れています。
ウォレスアカデミーでは遊びや得意な活動の中で生まれる学びも大切にしています。
ゆったりとした時間が流れるお正月だからこそできる、自分の家ならではの楽しみ方が見つかるといいですね。
<担当:白﨑>
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