話してスッキリ!気持ちを言語化してみよう
支援をさせていただく中で、ポジティブ・ネガティブどちらの気持ちについても、お子さまの正直な気持ちを聴くことは、とても大切なことだなと感じています。
感情は言語化することで気持ちをコントロールすることに繋がるといわれています。
大人が話を聴いていくことで、嬉しいことがあったときには、その嬉しさを共有することができ、不安に感じていることは、言葉にすることで「いま○○と感じていたんだ」とお子様自身で気付くことができます。
またネガティブな感情も、消そうとするのではなく受け止めることで、感情に支配されずにその先の行動を考えていけるようになっていきます。
自分の気持ちを話すことが苦手なお子さまには
「それは悲しかったね。」
「うれしかったね!」
「イライラしたんじゃないかな?」
など、そのときのお子さまの気持ちを代弁してあげましょう。
すると
「これが悲しいという気持ちなんだな」
「イライラするってこういうことなんだ」
と感情と言葉の照らし合わせができるようになっていきます。
今までどう伝えていいか分からなかったお子様も、少しずつ言葉で伝えられるようになっていきます。
ウォレスの支援の中で、お話をしっかりお聴きすると、スッキリした表情で帰られるお子様もいらっしゃいます。
日々の中でお子様のお話を聴く機会は多くあるのではないでしょうか。
ぜひそのときには感情に注目しながら、お子様がそのときどんな気持ちだったかを言語化してみてください。
嬉しいことがあったときには一緒に喜び、悲しいことがあったときには「悲しかったね」と気持ちを共有してみると、今まで以上にお子様の気持ちに寄り添うことができるかもしれませんね。
<担当:北島>
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