突然の癇癪…何も言わずに黙る…それらの原因はなんだろう
WALLESS ACADEMYでは、コミュニケーションを7つに分類し、お子様に合わせた支援を行っています。
「1要求」「2.拒否」「3.注意をひく」「4.挨拶」「5.感情表現」「6.質問をする」「7.体調をつたえる」
今回はその中で「1要求」についての支援方法をご紹介いたします。
コミュニケーションを取りたい理由の一番は、自分の要求を相手に伝えることです。
自分の要求を伝えられて、相手がそれを分かってくれたなら、それは素晴らしいコミュニケーションなのです。
もしこれがスムーズにできなかったら、私たちはどうなるでしょう。
気持ちをうまく伝えられないのは、とても辛いことです。
そして、その辛さすら分かってもらえない…気づいてもらえない…
結果、癇癪が起きたり、どうせ分かってもらえないからと何も言わなくなってしまったり、思ったことと違うことを言ってしまったり。
きっと子どもたちは、様々な方法で表現してくれているのではないでしょうか。
そんな様子を見て
「この子は、すぐ怒る、我慢の出来ない子」
「黙ってて、何にも言わない!自分の考えがないのかしら?」
「この子は、なんてあまのじゃくな事ばっかり言って!」
などと思ってしまうかも知れませんね。
言いたいことはいっぱいあるけど、どうやって伝えたら(要求)したらいいか分からない。
それゆえに、癇癪、黙る、あまのじゃくになってしまっているとしたら…。
周りの方の見方も変わってくるのではないでしょうか?
自分の要求を伝えることが苦手なお子様に対しての支援方法の一つとして
①小さいことから要求を認めていく
②それが次の要求につながっていく
③「○○がおわってからね?」我慢する時間を設ける
④「○○はできないけど△△はできる」
というふうに、お子様の成長の具合に合わせて支援していき、子どもたちの要求の言葉が出る手助けをしていきます。
すぐに効果が出るものではないので、日々の積み重ねが大切になってきます。
また、それらを円滑に進めるためには、語彙を増やすことや文章の組み立て方なども大切になってくるため、WALLESS ACADEMY
では合わせて支援の内容に組み込んでいます。
(これらは7つのコミュニケーション全てに言えることなので、コミュニケーションを苦手とするお子様には合わせておこなっています)
<担当:前田>
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