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読み聞かせのすすめ~親子双方に与える影響とは?

ウォレスでは、課題の1つとして絵本や本の読み聞かせを取り入れることがあります。

心を落ち着かせ、聞く力や言語能力、想像力、情緒を育むという読み聞かせの効果は学術的にも明らかになっています。

 

 

米国のロングセラー「魔法の読みきかせ」という書籍によると子どもは13歳(中学2年生)くらいまで、「読む力」より「聞く力」にたけており、絵本に限らず本を読んであげることで様々な物事への興味や関心が芽生え、感情が豊かになっていくそうです。

親子のふれあいの時間にもなりますね。

 

 

ご家庭での読み聞かせは小学生からでも、表現力や語彙力、集中力や共感力、社会性、感情のコントロールといった能力の高まりの効果が十分に期待できます。

反対に字が読めるようになったからと、自分で本を読ませようとすると、内容が心に入らず結局は本嫌いにしてしまう近道だともいわれています。

 

 

最近の調査では、読み聞かせを行うことで(母)親のストレスや子どもの不安が減り問題行動が減少したという結果も出ています。

子どもの様子に注意を向けたり、感情をこめて読んだりすることで親自身の脳の活性化にもつながり、子どもの様々な 振る舞いも余裕をもって受け止められるようになっていくのだそうです。

子どもの頃の読み聞かせ経験は、親子の様々な側面の変化に関わり、子どもが自分の力を伸ばして世界を広げていく時の助けになっていくのですね。

 

 

 

 

 

【ウォレス本棚 おすすめの本】

 

アニメのワンシーンのように

福井の空や風景が大好きになる写真集です。とってもきれい!

 

たのしい おさんぽ図鑑

ねこ、コンビニ、ポストなど…。この図鑑を片手にお散歩したら見慣れた景色が、違って見えます。

 

おもちのおふろ

おもちたちのとぼけた顔にクスッ(^^♪ 細かい仕掛けにさぁ気がつくかな?

 

今ない仕事図鑑100

ポストコロナにどんどん生まれる今ない仕事。『自分の好きなこと、得意なことを伸ばそう!』というエールが聞こえてくる1冊。

 

すごい道具

使って見たら「できる!」が増えた。発達障害の子に喜びと自信を持たせてくれる道具を紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日待合室にいらしたお母さまが、「今がほっとできる時間なんですよ」とおっしゃっていました。

ウォレスの本棚に増えたいろいろな本を手に取って日々の忙しさを少しでも癒して頂ければ幸いです。

 

 

 

ちなみに、私は小学生の頃母に読んでもらった、やなせたかしさんの「僕は小さな雲だから…」の一節が今でも心に残っています。

“ぼくは無限の旅をする 雲に生まれた ぼくだから…” 皆さんはどんな風景を思い浮かべますか?(^^♪

 

 

 

 

(参考文献:『子育て ベスト100』加藤紀子 ダイヤモンド社 2020)

 

 

 

 

 

<担当:白﨑>

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