子ども主導で遊ぼう~子どもとのかかわり方
現在、WALLESS ACADEMYに通われている一番小さいお子様は3歳児です。
小さいお子様の場合、まず、お家の方から離れて50分過ごすというところが最初の課題です。
その日の体調や、気分によっても違ってきますが、たいていのお子様は来られるとお部屋に入ってスタッフと50分間過ごすことが出来ています。
その50分間、私たちがどの様にかかわっているかを少しお伝えします。
例えば、発語を促したいお子様に対しては、お子様のしている行動に言葉をつけたり、真似をしていきます。
お子様が、床に転がったら一緒に転がり、「ごろごろしてるね」とお子様の行動に言葉をつける。
お絵描きをしていたら、「赤いお花だね」と隣で一緒に絵を描く。
行動を肯定的にとらえてもらえるので、お子様は安心した中で遊び、自分の中のアイデアをどんどん出していき、想像をふくらませていくのです。
私たちは、お子様の楽しい活動に寄り添い、共感しながら、言葉をつけていきます。
その結果、「この行動はそういう言葉で表現するものなのだ」と知っていくのです。
自分を肯定的に注目してくれ、「あーしなさい、こーしなさい」とは言わず、ただ、一緒にいてくれる存在は、子どもの力を大きく育てていきます。
つまり、子ども主導での遊びを展開していくということなのです。
今回は、発語を促したいお子様の例で紹介しましたが、実は、この方法は大きいお子様にも同じように使える手法です。
本人主導で遊びを展開することで、自分で考える力が付いていきます。
(参考資料)https://www.bu.edu/cas/books/growing-up-brave-expert-strategies-for-helping-your-child-overcome-fear-stress-and-anxiety/(日本語訳にしてご覧ください)
<担当:前田>
WALLSSでは今月末10月29日(土)から5回シリーズで「ペアレントトレーニング」を行う予定です。
お子様と接する方法など、子育てのヒント満載の内容となっております。
興味がある、参考にしたい、ぜひ教えて欲しいなど、ご参加お待ちしております。
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