日常に『マインドフルネス』を取り入れてみませんか?
皆さんは『マインドフルネス』という言葉をご存知ですか?
以前の私は不安が高く、過去に起きた出来事に悔やんで落ち込むことが多くありました。
しかし、この『マインドフルネス』の実践で、徐々に自分の気持ちに気付き、コントロール出来ることが増えたと感じています。
11月に入り、年末に向けて慌ただしいこの頃。
皆さまの気持ちが少しでも落ち着きを取り戻せるように、今回のブログでは私が実践したことをお伝えしたいと思います。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、“今、この瞬間に、判断を加えずに、意図的に、注意を向けること”と定義されています。
ネガティブな考えを思い返すという自分の心のパターンに気付いて、その考えから意識的に距離をおき受け流すという認知療法の一つです。
分かりやすく例えると、マインドフルネスでは、五感を使うことで『今、この瞬間』に気付くことが出来ます。
五感というのは、見る、聞く、触る、呼吸する、食べるなどの“感覚”に意識を向けることです。
マインドフルネスの実践
ここで、私が実践した『マインドフルネス』を2つご紹介します。
一つ目は『マインドフルネス呼吸法』と呼ばれる呼吸法です。
『4カウント』で息を吸い、『4カウント』で息を止め、『8カウント』かけて息をゆっくりとすべて吐き出していきます。
この呼吸法を行うことで、『今、この瞬間』の呼吸に集中することが出来るため、イライラや不安感が軽減されました。
この呼吸法はほとんどの人には有効で安全なものですが、一部の方には導入を慎重にしたほうが良いことがあります。
特に、疾患をお持ちの方が実践される場合には医師に相談の上で実践することが推奨されています。
二つ目は『マインドフル・イーティング』です。
『マインドフル・イーティング』は、価値判断をせずに、食べ物や食事で感じることに意識的に注意を払うことです。
『マインドフル・イーティング』を実施したことで、食べ過ぎ防止や満腹感を得られるだけでなく、食べ物本来のおいしさに気付いて味わいながら食事を楽しめるようになりました。
このように、『マインドフルネス』は不安感が減ったり、気持ちが軽くなるとはいっても、自分で実際にやってみるのは抵抗がある方もいらっしゃると思います。
合っているかどうかは人それぞれなので、実際に行う時は『今、この瞬間』にご自身で気付く練習の一つとして、軽い気持ちで取り入れてみることをお勧めします。
「マインドフルネスのやり方分からない…」
「具体的にどうやってするの?」
という方のために、2つの方法をご紹介します。
マインドフルネスのやり方の例
私がよく使っているApple Watchには『マインドフルネス』という機能があります。
『シンプルに深呼吸して、周囲に向けて自分の五感を開放しましょう。何が見えて、聞こえて、感じられますか?』
というような誘導があり、1分ほどで実施することが出来ます。
いつでもどこでも簡単に記録することが出来るので、とても重宝しています。
YouTubeにも『マインドフルネス呼吸法』の誘導瞑想の動画をいくつも見つけることが出来ます。
ご自身が取り組みやすい動画を見つけて試してみると楽しいと思います。
気持ちを落ち着けたり、普段イライラや不安感を感じやすい方はご自身に合ったリラックス方法を見つけて、穏やかに過ごせると良いですね。
参考文献:「現代心理学辞典」、「マインドフル・イーティング 過食から自由になる心理学」
(瀧野)
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