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合同イベント 質問Q&A

毎年、弊社の取り組みをご紹介させていただいている「合同イベント」も早いもので3回目を迎えることができました。

 

 

 

当日は、WALLESS ACADEMYを利用されている保護者様をはじめ、学校の先生、他の放デイスタッフ、就労関係スタッフ、また別の放デイをご利用されている保護者様等たくさんの方にご参加いただきました。

 

 

 

ご参加された方々には改めて感謝申し上げます。

 

 

 

今回は、

 

 

 

「WITH 苦手で生きていく〜できないことがあると社会で働けないの?〜」

 

 

 

をテーマにお送りしました。

 

 

 

参加された方のアンケートでは

 

 

 

「苦手だからしない」じゃなく、「苦手だけど、できる所はやる(やらせる)ようにしよう」と育てています。

 

 

 

子どももそういう姿が見れるようになってきました。

 

 

 

など前向きな感想をいただきました。

 

 

 

学校の先生からは

 

 

 

小学校教員として、限られた時間の中で、子供たちにどんな力をつけて親御さんたちにどんな言葉をかけるべきか、また日々考えていこうと思いました。

 

 

 

と感想をいただきました。

 

 

 

お子さま達が日々過ごす場所で関わってくれる先生。心強いですね。

 

 

 

今回は、アンケートにご記載いただいた質問に対し、この場を借りてお答えさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

【就労関係】

 

 

 

Q.どうやってジョブトレにつながるのですか?

アカデミーからなのか、保護者や本人から来られるのか、繋げ方を知りたいです。

 

 

 

A. 様々なパターンがありますが、アカデミーからご利用される方や、ご本人、保護者様からのお問い合わせもあります。

 

 

 

その他、学校の先生、相談支援専門員、医療機関、就労関係の専門機関からのご紹介が主です。

 

 

 

(JOBTORE 伊藤)

 

 

 

Q.学校の就職支援課との連携の具体例があれば、教えていただきたいです。

 

 

 

A.学校と事業所の情報共有はこまめに行い、進捗状況を確認しています。

企業見学時のご様子や反応、応募の意向の有無等を共有し、ご本人にとって負担なく効率の良い就職活動を心がけてます。

 

 

 

(JOBTORE 伊藤)

 

 

 

Q.生活アセスメント、就労アセスメントは、ウォレス独自で作成されたものですか?

何かベースとなっているものはありますか?詳しい内容を知りたいです。

 

 

 

A.生活・就労アセスメント(現状分析)です。

 

 

 

就労に向けて大切なことが二つ。

 

 

 

一つ目は働く上で「自分自身で工夫等をしてできるようになる部分」と「特性等の苦手を職場で環境的配慮することで対応できる部分」を分けることです。

 

 

 

そのためにはまずはご本人の今の状態を把握(アセスメント)することが必要です。

 

 

 

二つ目は自己認知を高めることです。

 

 

 

自分の中で「できること」「できないこと」を第三者に伝える。

 

 

 

そのために、自分自身で「何が、どう苦手か」「何が、どう自信があるか」を明確にすることが必要になります。

 

 

 

そのためにウォレスで「生活・就労アセス」を実施しています。ご本人への最初に伝えることは、

 

 

 

「できること」」「できないこと」を見つけることが目的で、

 

 

 

できないから、ダメではなく、できないから助けてほしいと言えることが必要と理解をしてもらった上で、アセスをします。

 

 

 

生活・就労アセスメントはいくつかの資料を参考にウォレス独自で数値化して視覚的にわかるように改良したものです。

 

 

 

参考物 厚生労働省  https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000822241.pdf

 

 

 

この中で、ウォレスで工夫している点は、評価を二つにしていることです。

 

 

 

一つは本人が自分で評価するもの、もう一つは支援スタッフが評価すること

 

 

 

これを数値化して視覚的に見せるようにしています。

 

 

 

そうすることで「自己評価」と「客観的他者評価」ができあがり、それを重ねることで自己認知の状態が見えるようにしてあります。

 

 

 

また、内容は中高生にも適用できるように項目は少し独自に変えてあります。

 

 

 

「働くこと」ウォレスではご本人が社会の一員として、活躍できるよう本人の強みを伸ばしていければと思います。

 

 

 

(ACADEMY 永田)

 

 

 

 

 

【児童関係】

 

 

 

Q.学校生活への取り組みについて、具体的に知りたいです。

 

 

 

A.保護者から学校へ相談することは、抵抗感があり勇気がいりますよね。

学校でのお困りごとについて、事業所では公式LINEや面談等にて随時ご相談を受けております。

 

 

 

また、担当の相談支援専門員にもご相談いただければと思います。

 

 

 

必要に応じて適宜ケース会議を開催し、保護者、先生、相談員、事業所スタッフが情報を共有し、ご本人に必要な支援・配慮について一緒に検討します。

 

 

 

ケース会議については学校主催の場合や、相談員が調整する場合などがあります。

 

 

 

その上でご家庭、学校、事業所での役割を分担し支援内容を検討します。

 

 

 

また、学校には特別支援教育コーディーネーターの先生がいらっしゃいます。

 

 

 

特性から生じる学校でのお困りごとに関してはそちらの窓口もご活用いただければと思います。

 

 

 

(ACADEMY 近藤)

 

 

 

 

 

質問以外でも以下のようなご意見をいただきました。

 

 

 

・中学、高校向けの職業体験や、将来のことについてのセミナー等開いてくださるとうれしいです。

 

 

 

・次回、児童(園児)に対する事例も聞いてみたいです。

 

 

 

皆様のご意見を参考に、今後も会を通してお伝えできればと思います。

 

 

 

(近藤)

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