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「きょうしつ」を「きようしつ」と書いてしまう お子様に対して

今回は

・きょうしつ→ きようしつ

・おちゃ  → おちや

などのように書いてしまうお子様に対する支援を1つご紹介します。

 

 

 

「きゃ・きゅ・きょ」など、小さな「ゃ ャ・ゅ ュ・ょ ョ」を使って表されるものを 拗音

「きって・ラッパ」など、「っ ッ」を使って表されるものを 促音

と言います。

 

 

 

【拗音・促音の小さく表記される文字を大きく書いてしまう】

 

このようなお子様の場合、まず2つの可能性を考えます。

 

①「きょ」のように2文字で1音になるという、言葉のルールがまだ身についていないこと。

②ルールは理解しているが、指先の不器用さから小さく文字を書くことが出来ないこと。

 

この2つの可能性を考えながら、そのお子様がどの段階でつまづいているのかを見極めながら支援を行っています。

 

 

①の言葉のルールについての指導については、音と記号、文字と記号を合わせることでそのルールを身につけていきます。

 

例えば、「きょうしつ」

 

声で「きょうしつ」と言う

図で「〇。〇〇〇」を見せる

 

のように、音を記号で表して見せます。

その次に、記号を見ながら文字を書きます。

小さく文字を書く意識を持ってもらうことで、徐々に書くことが可能になっていきます。

 

 

 

 

日常の中に、拗音や促音はたくさん出てきます。

繰り返し訓練していきながら、一つずつ身に付けていきましょう。

 

 

 

 

 

 

※参考資料サイト

『多層指導モデルMIM』

 

 

 

〈担当:中道〉

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