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『好き』から生まれる”宝物”とは?

好きなこと、夢中になれることがあるとその人が持つ”宝物”が輝きます。

 

 

『好き』をきっかけに自己肯定感が高まり『好き』を通じて他者との交流が広がる事も期待できるのです。

 

 

まさに可能性という”宝物”ですね。

 

 

それを証明する研究データがこちらです。

 

 

信州大学が、発達障害のお子さん170名を20年間追跡調査して社会参加の状況を調べた研究があります。

 

 

大人になって「社会参加」や「自立生活」が良好と思われる人が全体のおよそ7割を占めていて、そのアンケートから見えてきたのが

 

 

「好きなものとのかかわり」だったのです。

 

 

 

 

 

Eテレでは『キラキラムチュー ”子ども応援ドキュメント”』がシリーズで放送されています。

 

 

鉄道、数字、ゲーム作り、エレベーター、おしゃれ、パン作り…など

 

 

夢中になれる大好きなものがある子ども達が登場します。

 

 

椅子にじっと座れない、疲れやすい、感情コントロールが苦手…など

 

生きづらさを抱えている子供たち。

 

だけど、みんな好きなことをしている時、好きなものを語っている時は本当にキラキラしています。

 

 

コミュニケーションが苦手で、いつもお母さんの後ろに隠れていたお子さんは、

 

好きなゲームを通じて、初めて会う大人ともコミュニケーションが取れるようになっていきました。

 

 

あるお母さんは園長からの「好きをどんどんやりましょう」の提案に

 

『そんな事でいいのか?他の子と同じがいい』

 

との思いがありましたが、お子さんの生き生きした姿を実感してからは、好きを伸ばす方向に気持ちが変わり自分も楽になったと話されていました。

 

 

皆さん悩み、試行錯誤されているのですね。

 

 

大好きな事だけれど、役に立たないからやめさせたいと思ってしまうのは親の気持ちとしてはあると思います。

 

楽しみが少なくなったり、苦手な事を押し付けられると生きづらさにつながり二次障害(不安やうつ)を引き起こす恐れがあります。

 

 

心が満たされるように『好き』を楽しむことが、子どもたちには必要で、親にとっても平和な時間の確保につながっているのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実践できるものとして、例えば…

 

 

何もしない時間にお子さんは何をしているでしょう?口を出さずにそっと見守ってみましょう。

 

 

意外な『好き』が見つかるかもしれません。

 

 

ご自身の『好き』をお話するのも良いですね。

 

 

しゃがみこんで石ころを見ていたら…。

 

 

「早く来なさい」でなく、「何かな?」と見てあげましょう。

 

 

同じ目線で聞かれたことが嬉しくて「ここが光って見えた!形が面白い」など興味を持った理由を話すかもしれません。

 

 

身近な人の『共感』が好きの土台になる事もあります。

 

 

WALLESS ACADEMYでも、スタッフが『好き』に寄り添い、共感し、お子さんの『キラキラムチュー』を応援していきたいと思っております。

 

 

 

(白﨑)

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