それぞれのペース
みなさん、こんにちは。
いつもブログを見てくださりありがとうございます。
私たちが普段どのようなペースで行動しているかについて、“生活ペース”という用語があります。
仕事、歩くスピード、食事など、ゆったり行動する人もいれば、せわしなく行動する人もいます。
世界で見ると、日本は世界で一番、生活ペースが速い国民性という結果があるようです。
日本人はせかせか早足で歩き、時間にもうるさく仕事はスピーディー。
それだけ生活テンポが速いと言えるのです。
私は、よく、ついつい「あ~忙しい」「仕事が終わらない」と呟いてしまいます。
他の人がサクサクと仕事をこなしているのを見て、
「何で自分は皆みたいにできないんだろう…」
と憂鬱な気持ちにもなります。
周囲に合わせようと、周りのペースに付いて行こうとすると、頭も体もついていかない。
仕事がさばけず仕事ばかりが溜まっていく…。
そんな時こそ、あえて「ま、いっか」「なんとかなるか」と、ちょっと落ち着いて、自分のペースで取り組めると、案外仕事がはかどることに気づきました。
周囲に合わせることが必要な場面はもちろんあると思いますが、自分らしく、自分のペースで取り組むことも大切です。
忙しいときほど落ち着いて行動する。
これからも自分のペースで行動をしていきたいなと思います。
(石倉)
壁とかす なくす “WALLESS”
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
walless.net
明けましておめでとうございます。
2025年がスタートしました。
多くの方々に支えられながら、もうすぐ5年になります。
スタート時からご利用いただいているお子様も小学校から中学校、そして中学校から高校へと学びの場が変わったり、スタッフよりも背が高くなるなど、時間の長さを子どもたちの成長、変化と共に感じます。
私たちのメッセージ「壁、とかす、なくす、WALLESS 」は、人の中にある壁、人と人の壁、制度と制度の壁、企業と福祉など、目に見えない壁を少しでもなくしたいという思い、「WALL(壁)+LESS(減らす)」から掲げました。
WALLESS ACADEMY は「困っている子どもを取り囲む壁」を少しでも溶かすことができるよう、今後もスタッフ一同お手伝いさせていただきたいと思っております。
子どもたちが日々成長するように、私たちも日々学び、支援を充実できるよう取り組んで参ります。
本年もWALLESS をよろしくお願い申し上げます。
<管理者:永田弘幸>
壁とかす なくす “WALLESS”
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親も子供も、『ルール』を守って 楽しく遊ぼう!
子どものころは、しても「よいこと」と「いけないこと」の区別はなかなかできません。
さまざまな体験を通して身に付けていくものです。だからこそ、子どもにそれを教えていくことが、大人の役割です。
とはいうものの、他人の子供が、周りに迷惑をかけているのを見たら、果たして皆さんは注意することが出来るでしょうか?
出来る方もいらっしゃいますが、たいていの方は出来ないでしょう。
注意した方がいいと分かっていながらも、そばに親がついていたり、ましてや親が友達であったりすると、注意したり叱ったりはしにくいものですね。
私は子どもの頃、よく友達の家に遊びに行き、お泊りもしていました。
友達の家に行くと、雰囲気はもちろん、食べるものや会話、そして決まり事も違っていて、とても新鮮だったことを覚えています。
友達の家に遊びに行くことはすなわち、その家のルール(決め事)に従うことになります。
ルールとは、たとえば、
・挨拶はきちんとする
・帰る時間を決める
・片づけをしてから帰る
などです。
同じように子どもの友達が家に遊びに来るときは、ルールを決めてみてはいかがでしょう。
そして遊びに来たときに、「今日もルールをまもって楽しく遊ぼうね~!」と声掛けをするのです。
今回のご相談は「冷蔵庫を勝手に開けてしまう」ということですが、「冷蔵庫は勝手に開けない」というルールを決めればよいのです。
注意する、叱るとなると、少しきついイメージがあってなかなか言いにくいかもしれません。
でも、楽しく遊ぶためのルールであれば、「ルールを守ろうね!」と言いやすくなるし、子どももしっかりルールを守ってくれますよ。
嫌な思いを我慢するのではなく、よい関係を継続するために、ほんのちょっと伝え方をくふうしてみましょう。
子供も友達も、そしてママも楽しく時間を過ごすことができるはずです。
(山内)
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言葉以外のコミュニケーション
年末になり、急に寒くなってきました。
学校でも学級閉鎖があったり、体調面にも影響がある時期になってきました。
昨年と、今年。この時期学校に訪問に行かせていただいて、違うと感じることがあります。
昨年までは、全員がマスクをしていましたが、今年はマスクをしている子が少ないということです。
感染予防の観点から言えば、マスクは大切なのでしょうが、子どもたちの様子を見ていると、マスクがないことで相手の表情もよくわかり、見ていても子ども同士楽しく過ごしているように感じました。
相手が笑えば、自分もなんだか楽しい気分になるし、自分が笑えば、相手も笑ってくれる。
そんな相乗効果が生まれやすくなっているように感じます。
(もちろん、マスクをしていた方がいい時もありますけどね・・先生に怒られて、「ちぇっ」てやちゃってるときとか・・)
こちらは、表情とは、少し関係ないのですが、言葉を使っていないコミュニケーションというところで大切なことに気が付いていた男の子のお話しです。
先日、ひとりの男の子が、大好きな本を一人で読んでいても楽しいけれど、2人で読むともっと楽しいよねと話してくれました。
そこには言葉はありませんが、楽しいが2倍にも、3倍にもなるということを、この子は知っているんですよね。
人間は言葉を話しますが、そうでないところにも、素敵なコミュニケーションを取れるツールがあるんですね。
(前田)
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合同イベント 質問Q&A
毎年、弊社の取り組みをご紹介させていただいている「合同イベント」も早いもので3回目を迎えることができました。
当日は、WALLESS ACADEMYを利用されている保護者様をはじめ、学校の先生、他の放デイスタッフ、就労関係スタッフ、また別の放デイをご利用されている保護者様等たくさんの方にご参加いただきました。
ご参加された方々には改めて感謝申し上げます。
今回は、
「WITH 苦手で生きていく〜できないことがあると社会で働けないの?〜」
をテーマにお送りしました。
参加された方のアンケートでは
「苦手だからしない」じゃなく、「苦手だけど、できる所はやる(やらせる)ようにしよう」と育てています。
子どももそういう姿が見れるようになってきました。
など前向きな感想をいただきました。
学校の先生からは
小学校教員として、限られた時間の中で、子供たちにどんな力をつけて親御さんたちにどんな言葉をかけるべきか、また日々考えていこうと思いました。
と感想をいただきました。
お子さま達が日々過ごす場所で関わってくれる先生。心強いですね。
今回は、アンケートにご記載いただいた質問に対し、この場を借りてお答えさせていただきます。
【就労関係】
Q.どうやってジョブトレにつながるのですか?
アカデミーからなのか、保護者や本人から来られるのか、繋げ方を知りたいです。
A. 様々なパターンがありますが、アカデミーからご利用される方や、ご本人、保護者様からのお問い合わせもあります。
その他、学校の先生、相談支援専門員、医療機関、就労関係の専門機関からのご紹介が主です。
(JOBTORE 伊藤)
Q.学校の就職支援課との連携の具体例があれば、教えていただきたいです。
A.学校と事業所の情報共有はこまめに行い、進捗状況を確認しています。
企業見学時のご様子や反応、応募の意向の有無等を共有し、ご本人にとって負担なく効率の良い就職活動を心がけてます。
(JOBTORE 伊藤)
Q.生活アセスメント、就労アセスメントは、ウォレス独自で作成されたものですか?
何かベースとなっているものはありますか?詳しい内容を知りたいです。
A.生活・就労アセスメント(現状分析)です。
就労に向けて大切なことが二つ。
一つ目は働く上で「自分自身で工夫等をしてできるようになる部分」と「特性等の苦手を職場で環境的配慮することで対応できる部分」を分けることです。
そのためにはまずはご本人の今の状態を把握(アセスメント)することが必要です。
二つ目は自己認知を高めることです。
自分の中で「できること」「できないこと」を第三者に伝える。
そのために、自分自身で「何が、どう苦手か」「何が、どう自信があるか」を明確にすることが必要になります。
そのためにウォレスで「生活・就労アセス」を実施しています。ご本人への最初に伝えることは、
「できること」」「できないこと」を見つけることが目的で、
できないから、ダメではなく、できないから助けてほしいと言えることが必要と理解をしてもらった上で、アセスをします。
生活・就労アセスメントはいくつかの資料を参考にウォレス独自で数値化して視覚的にわかるように改良したものです。
参考物 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000822241.pdf
この中で、ウォレスで工夫している点は、評価を二つにしていることです。
一つは本人が自分で評価するもの、もう一つは支援スタッフが評価すること
これを数値化して視覚的に見せるようにしています。
そうすることで「自己評価」と「客観的他者評価」ができあがり、それを重ねることで自己認知の状態が見えるようにしてあります。
また、内容は中高生にも適用できるように項目は少し独自に変えてあります。
「働くこと」ウォレスではご本人が社会の一員として、活躍できるよう本人の強みを伸ばしていければと思います。
(ACADEMY 永田)
【児童関係】
Q.学校生活への取り組みについて、具体的に知りたいです。
A.保護者から学校へ相談することは、抵抗感があり勇気がいりますよね。
学校でのお困りごとについて、事業所では公式LINEや面談等にて随時ご相談を受けております。
また、担当の相談支援専門員にもご相談いただければと思います。
必要に応じて適宜ケース会議を開催し、保護者、先生、相談員、事業所スタッフが情報を共有し、ご本人に必要な支援・配慮について一緒に検討します。
ケース会議については学校主催の場合や、相談員が調整する場合などがあります。
その上でご家庭、学校、事業所での役割を分担し支援内容を検討します。
また、学校には特別支援教育コーディーネーターの先生がいらっしゃいます。
特性から生じる学校でのお困りごとに関してはそちらの窓口もご活用いただければと思います。
(ACADEMY 近藤)
質問以外でも以下のようなご意見をいただきました。
・中学、高校向けの職業体験や、将来のことについてのセミナー等開いてくださるとうれしいです。
・次回、児童(園児)に対する事例も聞いてみたいです。
皆様のご意見を参考に、今後も会を通してお伝えできればと思います。
(近藤)
壁とかす なくす “WALLESS”
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