避難訓練実施の報告
令和4年3月
WALLESS ACADEMYスタッフ全員にて、避難訓練を実施いたしました。
弊所は個別支援ですので、ご利用者様全員での避難訓練は行うことが出来ません。
その分、スタッフの瞬時の状況判断が求められますので、その場その場に置いて冷静な判断が出来るよう、細かな確認を中心に行いました。
①緊急時の役割確認
情報伝達係・・・状況確認、通報、周知、避難経路確保、連絡等
誘導係・・・ご利用者様の安全確認と声掛け、残留時の確認、名簿・緊急箱の持ち出し等
8F・5Fにいるスタッフでそれぞれ状況を判断し、避難方法を確認。
避難誘導の担当が利用者の安全確認し、先頭と最後尾をスタッフにして間に児童を挟み1列で移動。
②緊急時の避難経路確認
避難経路は階段。1階~8階までの階段通路は確保されてることを確認。
(店舗の荷物が置かれていましたが、今はきれいに通れるようになっています)
避難場所である順化小学校まで歩いていき、待機場所となっているグラウンドの確認。
③8階避難用具の確認
ROOM4にあります、窓の外に出ることのできる避難用具を実際に操作して確認。
④AEDの設置場所確認
当ビル内にはAEDがない為、近隣の中央郵便局と放送会館内にあるAED設置場所の確認。
(ファミリーマート内にも設置を確認)
掲載してある内容は一部ですが、避難訓練を終えてそれぞれに気になったこと、注意しなければいけないこと、こんな時はどうすればいい?など、細かな点一つ一つについては十分に話し合い、終了いたしました。
今後も気づいたことがありましたら、全員で確認しあってまいります。
壁とかす なくす “WALLESS”
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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中道退職のご挨拶&選択する時に迷ったら
【中道退職のご挨拶】
皆様こんにちは、中道です。
まずは表題の通り、中道退職する件についてお話させていただきます。
中道は3月31日をもちまして、2年間お世話になったWALLESS ACADEMYを退社することになりました。本来であれば直接ご報告すべきところですが、ブログでの報告になってしまう方もいらっしゃいますこと、大変申し訳なく思っております。
また、クビになったのか?と何人かのお子さんに聞かれましたが、そうではなく、一身上の都合による退職であることをこの場を借りてご報告させていただきます。
オープニングから関わらせていただいたWALLESS。オープン当初のスタッフは4人でしたが、今では11人と増え、新たな事業所(WALLESS ジョブトレ)も含めるとスタッフ総勢15人となり急成長を遂げております。
中道自身、初めての職場ということもあり、最初はとても緊張していたのを今でも覚えております。WALLESSと共に成長してきたと思いますし、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
そのように居心地の良い職場ですが、更なる自分自身の成長の為、別の職場に移ることを決めました。
これまで携わってきたすべての皆様に、感謝とともにご多幸をお祈り申し上げ、簡単ではございますが挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
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【選択する時に迷ったら】
ここからは選択することをテーマにお話しいたします。
皆様は様々な選択をこれまでどの程度してきたでしょうか?
そして、どのように選択してきたでしょうか?
実は私たちは毎日何かしらの選択をして過ごしています。
その選択とは、朝目が覚めて、そのまま起きるのか、一旦ゆっくりしてから起きるのか、どの道を通って目的地に行こうか、どの手段で行こうか、など様々です。
これらは日常的に行われるため、選択しているという意識は少ないかもしれませんね。
もう一つは人生における選択です。
先ほど中道が選択したものも人生における選択の一つになります。
さて、皆様はこのような選択をする際にどのように決断しているでしょうか?
楽しそうだから?
利益があるから?
苦痛を伴わないから?
誰かにそのようにしろと言われたから?
きっとここには書ききれないほど様々なプロセスがあると思います。
そして、それらの行動の結果を皆様はどのように捉えているでしょうか。
選んで良かったと思う方もいれば、別の選択の方が良かったのかもしれないと後悔する方もいるでしょう。
ただ、そのように思うのは仕方がないことなのです。
経験していることに関しては、良い面と悪い面両方を見ることになります。
ただ、経験していないものに関しては、良い面だけを見続けるため、それは「憧れ」になっていきます。
そうなると「あっちの選択の方が良かったかも」という後悔の念が生まれやすいのです。
このような後悔のメカニズムをお伝えしたのは、後悔しない選択をしようというのは「難しいことだ」と伝えたかったからです。
それを考えてしまうと結局は前に進めないことになってしまいますし、その後それを責めてしまうと自分自身が辛くなってしまいますよね。
では、どのように選択していけば良いのかという点になります。
後悔は絶対してしまうというのなら行動したくないという考えもあるかもしれません。
ですが、苦痛を伴う事を分かっていながら、でもやりたいからと行動することが出来れば良いのかもしれません。
「ある苦痛」「ない苦痛」という概念があります。
「ある苦痛」というのは、怪我をした痛みなどのように、実際自分の身に起こっており、今現在ある苦痛になります。
お子さんであれば、勉強をしないと成績が上がらないことなども「ある苦痛」に入るかもしれませんね。
「ない苦痛」というのは、ないことで生じる苦痛になります。
例えば、勉強をしないことで「ある苦痛」は避けられますが、自分自身に勉強の知識がついてないことで苦しむ「ない苦痛」が生じてきます。
「ある苦痛」というのは見えやすいので避けやすく、その時の気分も楽になりますが、「ない苦痛」は見えづらく、いつの間にか溜まっていることが多いので、気が付いた時にはとても辛い状態になっていたりもします。
そのため、先程お伝えしたように、苦痛を伴う事を分かっていながら、でもやりたいからと行動することが必要になってくるのかもしれませんね。
ここでようやく最初の問いに帰ってきます。
皆様はこれまでどのような選択をしてきたでしょうか。
そして、これからはどのように選択をしていきたいでしょうか。
選択をすることはこれからも幾度となく出てくるでしょう。
その時に、自分がやりたいことは何なのか、それを改めて考えてみてください。
それを見つけるのはとても大変だと思います。
それはとても曖昧なものですし、状況によっても変わってくるように思えてくるかもしれません。
自分の中に限界を決めて無理だろうと決めつけてしまったり、こうしないといけないと思い込んでしまうこともあるかもしれません。
ただ、そのように自分の中で決めているものを一度取っ払って、本当に自分がやりたいこと、大事にしたいものは何なのかをゆっくり時間がある時に考えてみてください。
最後なので、かなりの長文になってしまいました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
何か考えるキッカケにはなりましたでしょうか?
今回の内容は苦痛を伴った行動もした方が良いという内容ですので、すぐに楽になる考えではありませんが、長期的に楽になる行動をするキッカケの一つになってくれればと思います。
また、苦痛を伴った行動というのはあくまで、自分がそれをしたいと感じているときに行っていただくことが前提となっています。他者から命令された苦痛を伴った行動は辛いだけですから。
また、それを繰り返してもダメな時は別の行動に取り組むことも大事になってきます。
なので、苦痛=大事ではないことだけ、最後に補足しておきます。
では、これまでお世話になりました。中道は3月いっぱいで退職となりますが、引き続きWALLESS ACADEMYをよろしくお願いいたします。
<担当:中道>
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放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
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福井新聞に掲載されました
11月1日にオープンしました「WALLESS JOBTORE」
福井新聞社の方が取材にこられ、記事にして下さいました。
<福井新聞 2021年11月23日発刊>
放課後等デイサービスの「WALLESS ACADEMY」は18歳までしか利用できません。
学校を卒業した利用者様たちが、意欲をもって社会にでて働くまでをサポートする就労移行支援。
(株)WALLESS代表の山内は
「働くことが困難な人たちと企業への橋渡しをしていきたい」
と話しております。
■WALLESS ACADEMY
放課後等等デイサービス・児童発達支援・保育所等訪問支援
■WALLESS JOBTORE
就労移行支援
■WALLESS WORK
企業向けコンサルティング
今後ともよろしくお願いいたします。
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就労移行支援の開所についてのお知らせ
令和3年11月1日に児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援に加えて新たにWALLESS JOBTORE(ウォレスジョブトレ)という就労移行支援事業所の開所を予定しております。
これまで未就学のお子様から高校3年生の生徒さんを対象としたサービスを行っていましたが、就労移行支援とはさらにその先の「就職」についてサポートさせていただく事業所になります。
子どもたちやわたしたちは、園や学校を卒園・卒業したあと、サポートがなくなりがちです。そうした途切れやすい壁をなくすべく、学業の先にある就職、そして就職してから最も大切なその人らしく生活する、仕事に希望を持てる、自分の人生を意義あるものとして生きていくなど、その人らしく人生を謳歌できるサポートを行います。
「働きたい」を「仕事(かたち)」にすることをコンセプトに、「働きたい」という気持ちはあるものの、さまざまな悩みや不安を抱えていることによって、なかなか踏み出せないという方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方の「働きたい」という気持ちに寄り添いながら、1つひとつご本人さんと対話を重ねながら悩み事を共有し、解決のサポートをさせていただく場所が「WALLESS JOBTORE(ウォレスジョブトレ)」です。
みなさん1人ひとりがやってみたい仕事や働いてみたい仕事があると思います。わたしたちは、そのやってみたい・働いてみたいを応援します。まだやりたいことが見つかっていない方も自分の好きなこと得意なことを活かした、自分に合った就職先を探していくサポートを行います。
WALLESS JOBTORE(ウォレスジョブトレ)では事業所内での訓練を重視するだけではなく、自分が働きたいと思える職場で技能を身につけていくことを大切にしています。
WALLESS JOBTORE(ウォレスジョブトレ)の3つの特徴
①企業インターンを通した実践的な訓練
本人が働きたいと思う企業に就労できるように、その職場で必要な技能はその職場で学ぶことが効果的であると考え、事業所内の訓練だけではなく、企業での実践的な練習に重きを置きます。
②当事者との対話の充実
わたしたちは、外側の目(客観的な視点)ではなく、内側の目(主観的な視点)を大切にし、当事者の気持ちに立ったコミュニケーションが取れる安心した空間作りを大切にします。
③就職後も安心して受けられるサポート
就労移行支援が終わったからサポートを受け入れられないわけではなく、いつでもどんな内容でも相談してください。就職後も人間関係やコミュニケーションなどでお悩みのことがあれば、企業との橋渡しをさせていただきます。
今後もブログなどを通して情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
お問い合わせは開所前にも随時行っております。
お気軽にお電話やメールでご連絡ください。
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ポジティブな感想が多数!第1回ペア・トーク開催報告
先日、6/20(日)に第1回目の「ペア・トーク(ペアレント・トーク)」が開催されましたのでその模様をお伝えします。
8階の待合スぺースを講義ルームに模様替えし、6名の保護者様にご参加いただきました。
当日のスケジュールは下記の通りでした。
10:00 挨拶・注意事項
10:05 自己紹介
10:15 ペア・トーク(2人で)20分間
10:30 全体でシェアリング
11:05 ミニ子育て講座
11:20 挨拶
11:30 解散
緊張をほぐしていただくために、最初は“何に見えるか”クイズをしました。
すぐにわかる方やヒントがあってもうーんと悩まれる方人それぞれ。
人には強みや弱み、得手不得手があり、これはお子さんにも通ずることですねという導入から始まりました。
その後の自己紹介ではおひとりずつ、お名前と、この会で聞いてみたい悩み事や困り事、ご自分の良さをお話していただきました。
皆様からのお悩みとして
◆親同士の人間関係
◆ゲーム以外の家での過ごし方
◆コロナ禍での自分のストレス発散
◆小学生になった時どう成長していくのか(未就学のお子さま)
などが挙げられました。
その後はペアになり、お悩み事など話し合っていただいたのですが、初めてお会いする方同士でもすぐに打ち解けられ、和やかな雰囲気で話が進みました。
ある保護者様は、人とコミュニケーションをとることが苦手で、他人とは距離を取ってあまり親密にならないようにしていたり、ストレスがたまったらご主人に吐き出したり…そうしてしまう自分も否定してしまう様子があるという心の内をお話くださり、参加した皆さんは共感されていました。
またある保護者様は、ゲームの使い方についてお子さんと話し合った上で使い方のルールを決め、見守り機能やスクリーンタイムを使って時間を制限して工夫されていることをお話くださり、困り事で提案された方や他の方も参考になった様子でした。
子育てミニ講座ではスタッフが未就学児になりきり、積み木で遊んでいる場面でどういう声掛けをしたらよいかを皆さんで考えていただきました。
声掛けする時は「できたね」「縦にしたね」など実況中継のように、言葉で子供の行動を翻訳してあげることで、行動と気持ちがつながります。そこから今度は子供さんが行動した時に、その時の気持ちを言語化する手助けになるそうです。
あっという間の90分でしたが、終了後のアンケートではポジティブな意見が多数寄せられ、意義のある会になったことにホッといたしました。
次回は7/25(日)に開催いたします。
(こちらは、6月のお申込み時、定員数によりお断りさせていただいた方々を優先的にご案内いたしました。すでに満席となっておりますので、どうかご了承ください)
今後も定期的に開催していく予定ですので、是非いろんな方にご参加していただけたらと思います。
※8月開催につきましては近々ご案内いたしますので、どうぞご確認下さいませ。
<担当:近藤>
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