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思いを伝えあいませんか?~第2回ペア・トーク開催報告

保護者の方対象の「ペア・トーク」。

実際にお集まりいただき、顔を見合わせて話すこと、私はそれが大切であると思っています。

目の前にいる、それだけで何か伝わってくるものがあり、その中で交わされる言葉には、心に響く思いが詰まっているように感じられるからです。

 

これまで2回開催しましたが、そこでも心にしみる言葉がたくさん交わされました。

今回のブログでは、その中のいくつかをご紹介させていただきます。

 

 

 

■「あたりまえ」って何だろう・・・

 

先生の言うこと聞くのがあたりまえ

宿題するのがあたりまえ

学校行くのがあたりまえ

そんな「あたりまえ」ってなんだろうと、いつも思ってしまう。

それは、本当にしなくてはならないこと?

それは、その子にとって、大切な事?

 

「あたりまえ」というのは「○○すべき」と考えている親のこだわりなのでは?

その「○○すべき」という考えが、子どもを辛くしているのでは?

 

「あたりまえ」って、親の「ものさし」。

その親の「ものさし」で子どもを測ってばかりしていてはいけないのではないのかな。

その「ものさし」は、その子・その状況などで大きくしたり、小さくしたり変化させればいいのではないかな。

 

例えば、宿題。

①少しでも自分でする

②答えを見てでもとにかく全部書き、提出する

③親と一緒にする

④宿題はしなくていい。元気で登校することが大切

⑤その他

このように、その時々で宿題の目標を変えてもいいのではないかな。

 

 

 

■「すごいね」とほめても伝わってない?

 

うまくできたときに「すごいね」とほめたけど、お子さんに「どこが?」と返されたことがあった。

「○○がまっすぐできれいだね」「△△をそろえたところが素晴らしい」など具体的に伝えてあげないと、本人は「ほめられた」とは思っても、何が良かったのかは分かっていないのでは?

次も上手にできるためにも、「どこが」「どんなふうに」良かったのかを、話してあげるといいのではないかな。

 

 

 

 

 

 

■友達と遊べない・・・それは、かわいそうなの?

 

友達と遊ぶ約束を上手にすることができなくて、結局遊べなかったということがあった。

友達が遊びに来ても、楽しくおしゃべりしたり、一緒に遊んだりがうまくできていないように見える。

家に帰ると一人で遊ぶことが多くて、お友達とあまり遊ばないのだけど…

 

「友達と遊べないのはかわいそう…」という親の受け止め方を変えるといいのでは?

無理にお友達をつくらなくてもいいよ。

一人で楽しく過ごす方法を考えよう。

自分に合う友達が見つかる時期がきっとある。

グループに入りたくない、一人でいる方がいい子もいる。

みんな違う。いつも一緒がいいわけではない。

 

 

 

その他にも、次のような話題が出ました。

・小学校や中学校での対応が知りたい(小さいお子さまの保護者様の思い)

・普通学級と支援学級、どちらがいいの?通級はどう活用するといいの?

・担任の先生、支援の先生との情報交換の方法。学校内での情報の申し送りはどうなっている?

・保護者の方ご自身のストレス発散方法。

・保護者の方同士のコミュニケ―ション。

・ゲームや動画視聴についてのお子さんとの約束。

・日々の具体的な子供への声掛けや支援方法の相談にのってくれるところがほしい。

 

 

 

どなたかが質問すると、必ず誰かが答えて下さる、そんな心温まる素晴らしい「ペア・トーク」でした。

今後も「ペア・トーク」はもちろん、その他子育て講座、親子体験など、お役に立てる機会を作っていきたいと考えております。

そして、お子さまだけでなく、保護者の皆様の笑顔があふれるウォレスでありたいと願っております。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

 

<担当:西>

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