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盲学校の先生が生徒たちを登山に連れて行った理由とは?

かなり前にラジオで聞いた話が、先日たまたま再びラジオから流れてきました。

それは、盲学校の先生が生徒たちを登山に連れてきた話です。

山小屋のご主人が先生に、視覚に不自由さがある生徒さんたちをどうして山に連れてこられたか、その理由を尋ねたそうです。

さて、その先生はどう答えたと思われますか?

 

 

「景色は見えないけれど、自然は肌で感じていると思います。風とか気温で。木や植物にも触らせます。すると『立派だね』『かわいいね』とか言います。目が見えないから敏感?・・・いや、目が見えないから何もできないのではない。彼らは目が見えないだけ。それ以外は何でもできるんです。」

 

 

この先生の言葉が忘れられなのです。

この先生はきっと生徒さんたちに、山に登ることで「何でもできるんだよ!」ということを伝えたかったのでしょうね。

 

 

これは、全ての子どもたちに伝えたい言葉だなと思います。

人それぞれ、苦手なこと、うまくできないことなどが必ずあります。

「でも、それ以外に、いろんなことができるんだよ!」と、私も子どもたちに伝えたていきたいのです。

 

 

では、どんな方法を使って?

 

 

それが難しいのですが、アカデミーでは、お子さんの持つ力をアセスメントして、それぞれのお子さんに合った内容を見つけて支援に活かしています。

 

 

ある子は、プログラミング。

ある子は漢字の練習。

ある子は物語づくり。

その子その子の得意を活かした、興味に沿った、それぞれの方法を探っています。

アカデミーの授業で、「できた!」「できる!」「成長してる!」という実感を積み重ねていくことで、徐々に自分に自信がついていく。

そんな場所にできたらと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで多くのお子さんと関わってきましたが、時間をかけて少しずつ自分の持つ力を見つけていくことができると、その後は自分の力で前に向かって歩き出し始める、そんな場面を数多く見てきました。

全てのお子さんが自分の力を信じて、アカデミーから巣立っていくことを、今後も願っています。

 

 

 

 

 

<担当:西>

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