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  • 季節を感じる

    先日、松岡吉野地区へホタルを見に行きました。

     

     

    WALLESS ACADEMY 永平寺から真っ直ぐ南へ向かったところにある吉野地区は「ホタルの郷」と呼ばれているゲンジホタルのベストスポットです。

     

     

    福井に生まれながら吉野地区でホタルを見るのは初めてだったので、行くまでは子どものようにワクワクが止まりませんでした。

     

     

    到着した吉野地区は、昔話に出てくるような風景で…

     

     

    山の麓に田んぼが広がり、その合間に川が流れ、カエルの鳴き声や草木の青々しい匂いに包まれた長閑な場所、ホタルが生息するに相応しい環境でした。

     

     

    暗闇に目が慣れて、辺りを見回すと…

     

     

    草むらのあちこちでちらちらと光り始めたホタルたちに「わぁ…きれい」と自然に言葉が溢れました。

     

     

    そして、一匹、また一匹と増えていく幻想的な光の演出に夢中になって見入ってしまいました。

     

     

     

     

     

     

     

     

    子どもの頃を思い出して振り返ると…

     

     

    季節を感じる時間はとても心地よく、自然の美しさに触れ、豊かな感性を育む大切なひとときだったのかもしれない、と今更ながらに感じました。

     

     

    単なる季節の行事のホタル鑑賞ですが、子どもの頃には生きる力を育むための貴重な機会。

     

     

    五感を使い、心で感じていたであろうその経験は、子どもの頃の記憶に残り、成長の過程で、様々な場面で心の豊かさとなって結びついてきた…

     

     

    そう思うと、時代をこえて季節を感じて自然に触れる機会は大切にしていきたいものです。

     

     

    そんなことを感じながらホタル鑑賞に浸っておりました。

     

     

    来年もまた行こう!!

     

     

    ちょうどWALLESS ACADEMY 永平寺の内覧会があった季節!

     

     

    早いものでもうすぐ1年が経ちます。

     

     

     

    (小林)

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    放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

    株式会社WALLESS(ウォレス)
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  • 成長し、育っていくこと

    栄枯盛衰、という言葉をご存じの方もいらっしゃると思います。

     

     

     

    意味としては、『世の中すべての人や物事には繁栄と衰退がある』ということです。

     

     

     

    なぜ、この言葉を挙げたのかというと、変わりゆく街の景色がそう思わせるからです。

     

     

     

    YouTubeで、以前の福井駅の映像が残されており、それを見て「懐かしいなぁ」と思いました。

     

     

     

    もちろん、今の福井駅も素晴らしいのですが、過去の姿も今となっては懐かしく思うのです。

     

     

     

    この何年かで、いろんなものが変わっていきましたね。

     

     

     

    以前はあれがあった、と思い出せるものもあれば、何があったっけ?と思い出せないものもあり。

     

     

     

    私たちは、今の状況が続いていくものだとつい思ってしまいます。

     

     

     

    しかし、徐々に変化していくものです。

     

     

     

    それは、人も同じだと思います。

     

     

     

     

     

     

     

    支援をしていると、お子さんたちは成長していることを感じます。

     

     

     

    毎週の単位でみると、そこまで大きな変化はないかもしれません。

     

     

     

    しかし、月単位、年単位でみると、大きな差となって現れています。

     

     

     

    話すことが増えて表情が豊かになった、運動のときの動きが良くなった、クラスメイトや友達への配慮ができるようになった、などなど。

     

     

     

    始めに支援に関わったときと比べても、すごく変わった!と、成長を感じます。

     

     

     

    どんな人にも老いが訪れるように、建物も役目を終える時が来ます。

     

     

     

    繁盛したお店も閉店するときが来ます。

     

     

     

    しかしそれは、新しく育っていく人や、新しい技術を使った建造物、斬新なお店など、まだ見たことのない人や物が生まれていくことでもあります。

     

     

     

    そういった「成長」を見る楽しみがあってもいいのかな、と最近思います。

     

     

     

    私は、変わりゆく街の風景と、ウォレスに来るお子さんの成長を見られること。

     

     

     

    どちらも成長し育っていく街や人が楽しみなのだな、と思いました。

     

     

     

    そして、不変だからこそ、新しい人や街も育まれるのだと思います。

     

     

     

    (村上)

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  • 毎日元気に過ごせていますか?

    私事になりますが、昨年40代に入り、今までにない体調不良に悩まされた1年間を過ごしました。

     

     

    私と同世代は働き盛り、子育て世代の真っ只中。

     

     

    同じように悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

     

     

    このままではまずいと思い、模索しながら自分なりの体調管理方法を考えました。

     

     

    マズローの欲求5段階説」をご存知でしょうか。

     

     

    人間の欲求を階層的に示した心理学の理論で、以下の図で示されます。

     

     

     

     

     

     

    下の階層の欲求が満たされると、次の階層の欲求が意識されるという考え方です。

     

     

    最下層の「生理的欲求」は、人間が生きていくために必要な欲求(睡眠、食事、排泄など)が当てはまります。

     

     

    私が体調を崩した時、食事と睡眠に影響し、生活や仕事など全てに支障が生じました。

     

     

    ここをまず改善しようと、生活リズムを見直したのです。

     

     

     

     

     

    1日のスケジュールを大まかに時間で区切り、ルーティンとしてスマホのスケジュールに登録し、意識化するところから始めました。

     

     

    夜は布団に入ってからのダラダラスマホをやめ、日記を書いて本を読むと決めました。

     

     

    また、睡眠アプリを活用し、自分の睡眠リズムをゲーム感覚で可視化していきました。

     

     

    このように、楽しみながら自分を労る時間に置き換え、8時間寝ることを目標に取り組みました。

     

     

    また、そのルールは平日とし、休み前はダラダラスマホもOKとゆるく設定しました。

     

     

    お子さんがスマホやゲームをなかなかやめられず困っているという保護者様からの相談を受ける一方、長時間スマホを使う大人がいることも事実。耳が痛い思いを何度したことか。

     

     

    他にも食事面の見直しもありますが、結果として体調は回復傾向。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    元気な毎日を過ごせないと、先の見通しが持てず旅行や外食の予定すらも立てられない…

     

     

    何より「楽しい」と感じる気持ちが湧かない。

     

     

    そんな毎日を過ごしてきたからこそ感じることが多くありました。

     

     

    毎日を元気に過ごすために、「生理的欲求」を満たし、生活を整える大切さを改めて感じたのでした。

     

     

     

    (近藤)

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  • そのままの気持ちで、一歩ずつ 〜ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)って?〜

    子どもたちの支援をしていると、「イライラする」「どうせ無理」といったネガティブな言葉に出会うことがあります。

     

     

    そんなとき、私たちはつい「そんなこと言っちゃダメ」と言いたくなるものです。

     

     

    けれど、無理に消そうとすればするほど、気持ちはかえって強くなることもあります。

     

     

     

     

    私たちの支援に役立っている考え方のひとつが

     

     

    アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT:アクト)」という心理療法です。

     

     

    ACTでは、「嫌な気持ちや考えを無理に消すのではなく、それを受け入れながら、自分にとって大切な方向に進むこと」を大事にしています。

     

     

    ACTには、6つの柱(プロセス)があります。

     

     

     

    ①「アクセプタンス(受け入れ)」

     

     

    つらい感情や不安を無理に消そうとせず、「今ここにあるもの」としてやさしく受け入れます。

     

     

     

    ②「脱フュージョン

     

     

    これは、自分の中に浮かんだ考えを「ただの思考」として捉える力です。

     

     

    例えば、「どうせうまくいかない」という声が浮かんできても、それに飲み込まれずに「そう思ってるんだな」と一歩引いて見られるようになります。

     

     

     

    ③「今この瞬間に気づく

     

     

    気付くこともACTでは大切にしています。

     

     

    過去の後悔や未来の不安にとらわれず、今の感覚や出来事に目を向ける練習をします。

     

     

     

    ④「自己としての文脈

     

     

    少し難しい名前のプロセスでは、自分の思考や感情を観察する“もうひとりの自分”の視点を育てていきます。

     

     

     

    ⑤「価値の明確化

     

     

    これは、自分が本当に大切にしたいことは何かを探す時間です。

     

     

     

    ⑥「コミットメント(行動への取り組み)」

     

     

    大切にしたい価値に向かって、小さな一歩を踏み出していきます。

     

     

    たとえば、「人と仲良くしたいけど怖い」と感じる子がいるとします。

     

     

    ACTでは、その「怖い気持ち」を否定するのではなく、「今は怖い気持ちがあるんだね」と認めることから始めます。

     

     

    そして、怖さを抱えたままで、「仲良くなりたい」という気持ちも大事にしながら、少しずつ行動に移していきます。

     

     

    たとえば、「こんにちは」とあいさつをしてみる、相手の話に耳を傾けてみる、そんな小さな一歩を踏み出すことで、勇気を持ちながらもその怖さを少しずつ和らげることができるのです。

     

     

    このように、ACTでは「感情を無理に消そうとする」のではなく、感情と一緒に歩んでいくという考え方を大切にしています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    子どもたちが、自分の気持ちを大切にしながら、やりたいこと・大事にしたいことを見つけていけるよう、これからもそっと背中を押していきたいなと思います。

     

     

     

    (平石)

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  • 最近うれしかったこと

    先日の事です。

     

     

     

    WALLESSの建物の外でお子様とご家族のお迎えを待っていました。

     

     

     

    すると、向こうから2人のお子さんを連れた男性が歩いてきました。

     

     

     

    私は「WALLESSの利用者の方だ。」と思って、「おはようございます。」と挨拶しました。

     

     

     

    その男性はぺこっと頭を下げて挨拶を返して下さったのですが、建物には入らずに通り過ぎて行かれました。

     

     

     

    そうです、私はWALLESSの利用者ではない通りすがりの知らない方に挨拶をしていたのです。

     

     

     

    私と一緒に居たお子様は夢中になって本を読んでおられたので、私が間違って挨拶したことには気付いていないようでした。

     

     

     

    私は恥ずかしさもあって、そのお子様に「全然知らない人に挨拶しちゃったよ。」と話しかけました。

     

     

     

    すると、お子様は「今は観光客もたくさんいるからね。」と仕方ないよ、という感じで言葉を返してくれました。

     

     

     

    私はその言葉にじーんとして、じわっと心が温かくなりました。

     

     

     

     

     

     

     

     

    単に言葉を返してくれたことのように思えますが、

     

     

     

    言葉を返すには「相手の話を聞くこと」、

    「その内容を理解すること」、

    「何があったか推測すること」、

    「状況や相手の気持ちにあった言葉を考えること」など、

     

     

     

    たくさんのことができて、その言葉が出てきています。

     

     

     

    そのお子様がそういったことができるようになっていること。

     

     

     

    そしてなにより、そのお子様がスタッフに思いやりを持って接してくれたことに心が動いたのだと思います。

     

     

     

    授業をする中でも利用者様の成長を感じることは多々ありますが、こういった日常のふとした時にも成長を感じる事が出来て、うれしかったです。

     

     

     

    (田畑)

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