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お知らせ・ブログ

  • 色彩アートセラピストの先生を招いてスタッフ研修

    7月某日

    外部講師をお招きし、研修を行っていただきました。

     

    お招きしたのは、藤田佳恵先生。

    子どもたちのアトリエアートランド提携アトリエとして、アトリエ「あんずくらぶ」の主宰をされていらっしゃいます。

    (藤田先生のプロフィールは下記に掲載)

     

     

     

    色から見えてくる子供たちの声

    「子どもの絵はこころの言葉」

    と題しまして、色彩や配色に込められた思いや、形・モチーフから読み取れる意味などについてお話しいただきました。

     

     

     

    「色は感情のサイン」だそうです。

    子どもが自由に描いた絵。

    その中には子供たちの正直な気持ちが表れているといいます。

    使われている色、配色によってさまざまな感情を読み取ることが出来るようです。

    また、描かれているモチーフにも、その時の関心事や心情を反映させているとのことでした。

     

     

     

    今回勉強させていただきました内容は、今後の支援のために活かしていきたいと思っております。

     

     

     

     

     

     

    (実際に子どもたちの絵を見ながらのながらの講義)

     

     

     

     

    藤田 佳恵 氏

    <プロフィール>

    2005年6月アトリエ「あんずくらぶ」をオープン。子どもたちに自由な創作体験の場を提供。創作体験から養われた自信、そこから生まれる自己肯定感は、成長と共に社会生活を送る際に自ずと発揮されてきます。

    2017年2月末松ハート&カラーメソッドの理念を活かした個人アトリエに変更。子どもだけでなく大人にも対応できるアトリエとして活動中。

    町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー修了

    色彩学校本科W10期修了

    色彩心理カウンセラーコース修了(現在名称色彩アートセラピスト)

    チャイルドアートカウンセラーコース修了

    国際アート&セラピー色彩心理協会会員

    東日本支援クレヨンネット心のケアボランティア

    http://anzukko.blog28.fc2.com/

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    壁とかす なくす “WALLESS”
    放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

    株式会社WALLESS(ウォレス)
    〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
    walless.net
  • 「ちゃんとしなさい」って説明できますか?

    日常生活の中で、このような声掛けをしたことはありませんか?

    「ドアは静かに閉めなさい」

    「綺麗に片付けなさい」

    「ちゃんとしなさい」

    これらはもしかすると、お子さまがやり方を理解されていないことから起こっている行動かもしれません。

     

     

     

     

     

     

    これらはどのように学んでいくことができるでしょうか?

    口頭の言葉だけではなく、大人が正しく「提示」をして「実体験を通して学ぶ」「物事を経験すること」によって解決に繋がることがあります。

    お子さまが物事を知るには、まずは実物に触れ、実際に体験することがとても大切なのです。

     

     

     

    これは学習にも共通するところがあります。

    「プリントでの文章問題がわからない」というお子さまがいらっしゃいます。

    大人は文章を読んで内容を想像したり、直接的に書かれていないことに対しても経験などから補うことができます。

    ですが、お子さまにとって、経験していないことを想像するというのは、なかなか難しいことなのです。

    学習というと「机で勉強すること」というイメージが強いですが、日常生活や身の回りの体験から、気づきや発見をヒントとして得ることで、お子さまが主体的となり定着していくことがあります。

     

     

     

    適切な環境で「お子さま自身が望む教育」「お子さまに合った方法」を取り入れることによって、お子さまの「やってみたい」という気持ちを大切に自発的な活動を促し、様々な能力の獲得に繋がればと思います。

     

     

     

    参考文献:『マンガでやさしくわかるモンテッソーリ教育』田中昌子著

     

     

     

     

     

    <担当:伊東>

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  • 今、依頼の増えている保育所等訪問支援とは

    2022年7月19日発行された福井新聞に掲載されました記事をご紹介いたします。

    特別支援学校小学部を卒業後、中学からは地域の公立中学校に通っているという、発達障害を抱えた男子生徒の記事です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    記事で紹介されているマサトさん(仮名)、実は、WALLLESS ACADEMYの放課後等デイサービス支援、保育所等訪問支援をご利用されているお子様です。

     

     

    このお子様の保育所等訪問支援では、訪問支援員が毎月1回学校の方に訪問しており、集団生活の中での様子を見させていただき、気付いたことなどを記録におさめています。(記事の文中参照)

     

     

    弊所のこのサービスを受けられている保護者の方からは、「学校の中で、自分の子どもがどのように過ごしているのかが分かってありがたいです」と、喜びの声をいただいております。

    また、支援記録は学校とも共有しており、それぞれのお子様が持つ苦手さの対応方法として参考にしていただいているところも多いです。

     

     

    現在、WALLLESS ACADEMYの保育所等訪問支援登録者数は、約50名。

    訪問先は、幼稚園、保育園、こども園、小学校、中学校などにわたります。

    主に3名の訪問支援員が、何の授業を見に行くとよいか、時間割を参考に学校や園とともに毎月計画を立てて訪問しております。

     

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  • 子どもに自信を待たせていくための声掛けをはじめてみましょう

    宿題が思うように進まないとき

    お友達とケンカしてしまったとき

    学校でいやな授業があるときなど、

    「学校に行くのいやだな。休みたい。」

    「もうあのお友達とは遊びたくない…」

    「宿題がわからないから、もうやらない!」

    お子さまが何かをあきらめそうになってしまうことはありませんか。

     

     

    そんな時、保護者の方はなんと声をかけてあげるとよいでしょう。

    「そんなに嫌なら、やらなくていいよ」

    でしょうか。それとも

    「そんなこと言ってないで、最後までちゃんとやりなさい」

    でしょうか。

    あなたはいかがですか?

     

     

     

    このような場合、大人が正解を決めるのではなく、お子さまの決定を尊重してあげてほしいなと思うのです。

    お子さまの心の中には、最後まであきらめたくない気持ち、でもうまくいかなくてもどかしい気持ちが混ざっています。

     

     

    「学校に行きたくないくらいつらいんだね」

    「いつも頑張ってるの知ってるよ」

    とお子さまの気持ちを聴きながら共感していただき、お子さまが次にどうするか見守ってみてください。

    そして、お子さまが自分で決めて行動できたあとには、結果に関わらず「頑張ったね」とお子さまの頑張りを認めてあげてください。

     

     

    もし行動に移すことができなくても、お子さまにとってはたくさん悩んで決めたこと。

    できなかったことを責めたりせずに、温かく受け止めてあげて欲しいなと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    大好きな保護者の方に褒めてもらえたり、お話を聞いてもらえたら、きっと「頑張ってよかったな」と自分の頑張りを認めることができます。

    そしてそれが自信になり、「苦手なことにもチャレンジしてみよう!」というエネルギーになっていきます。

     

     

    日頃の声掛けで、その後のお子さまの行動は少しずつですが変化していくと思います。

    大人が正解を決めてしまわず、お子さまの決定を尊重し、その決定を認める、そんな声掛けの仕方を取り入れてみてはいかかでしょうか。

     

     

     

     

     

    <担当:北島>

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  • 盲学校の先生が生徒たちを登山に連れて行った理由とは?

    かなり前にラジオで聞いた話が、先日たまたま再びラジオから流れてきました。

    それは、盲学校の先生が生徒たちを登山に連れてきた話です。

    山小屋のご主人が先生に、視覚に不自由さがある生徒さんたちをどうして山に連れてこられたか、その理由を尋ねたそうです。

    さて、その先生はどう答えたと思われますか?

     

     

    「景色は見えないけれど、自然は肌で感じていると思います。風とか気温で。木や植物にも触らせます。すると『立派だね』『かわいいね』とか言います。目が見えないから敏感?・・・いや、目が見えないから何もできないのではない。彼らは目が見えないだけ。それ以外は何でもできるんです。」

     

     

    この先生の言葉が忘れられなのです。

    この先生はきっと生徒さんたちに、山に登ることで「何でもできるんだよ!」ということを伝えたかったのでしょうね。

     

     

    これは、全ての子どもたちに伝えたい言葉だなと思います。

    人それぞれ、苦手なこと、うまくできないことなどが必ずあります。

    「でも、それ以外に、いろんなことができるんだよ!」と、私も子どもたちに伝えたていきたいのです。

     

     

    では、どんな方法を使って?

     

     

    それが難しいのですが、アカデミーでは、お子さんの持つ力をアセスメントして、それぞれのお子さんに合った内容を見つけて支援に活かしています。

     

     

    ある子は、プログラミング。

    ある子は漢字の練習。

    ある子は物語づくり。

    その子その子の得意を活かした、興味に沿った、それぞれの方法を探っています。

    アカデミーの授業で、「できた!」「できる!」「成長してる!」という実感を積み重ねていくことで、徐々に自分に自信がついていく。

    そんな場所にできたらと思っています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    これまで多くのお子さんと関わってきましたが、時間をかけて少しずつ自分の持つ力を見つけていくことができると、その後は自分の力で前に向かって歩き出し始める、そんな場面を数多く見てきました。

    全てのお子さんが自分の力を信じて、アカデミーから巣立っていくことを、今後も願っています。

     

     

     

     

     

    <担当:西>

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