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お知らせ・ブログ

  • 感情コントロールの第一歩は…温度計⁈

    人は様々な場面で感情を感じます。

    感情は危険から身を守ってくれます。

    その反面、感情に振り回されて苦しむこともあります。

     

     

     

    例えば、おなかに違和感を感じたら、皆さんはどう思いますか?

    「おなかがすいているのかな」

    「心配事のせい?」

    「病気かな」

     

    もし病気だったらと思うと、もっともっと不安になって余計に具合が悪くなってしまいますね。

     

     

     

    感情は3つの要素に分けて考えることができます。

    考え、体のヒント、行動の3つです。

    先ほどの例は、体が教えてくれるヒントにもさまざまな要因が考えられるという例です。

     

     

     

    強い感情を感じていても、正しいアラームか間違ったアラームかを区別する必要がありますよね。

    感情とうまく付き合うために、まず自分が感じている感情がどんなものなのかを知らなくてはいけません。

    そのために子どもたちと一緒にしていることの一つが、感情の温度を測ることです。

     

     

     

    感情の温度の測り方はこんな感じです。

     

     

    ◆雪が降ったとき

    いやな気持ち 4

    びっくりした気持ち 2

    ウォレスに来たくない気持ち 0

     

    ◆運動の時間

    楽しい気持ち 3

    →体を動かしたら 8 になった

     

    ◆自分の順番が近づいてきたとき

    落ち着かない気持ち 7

    →深呼吸をしたら 3 になった

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    漠然と「今どんな気持ち?」と聞かれても答えられなかったお子さまが「温度計ある?」と言って自分の気持ちの変化を表現できるほどになったりします。

    自分の感情に気づくことは、感情コントロールの第一歩です。

     

     

     

     

    <参考資料:「子どものための感情探偵プログラム セラピストガイド」 福村出版>

     

     

     

     

    <担当:南部>

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  • 「こどもの宿題が終わらない…」とイライラした経験ありませんか?

    毎日当たり前のようにある宿題。

    「集中すればすぐに終わる」と感じる量なのに、1問解いては関係ないことをお話し始めたり、ちょっと休憩!などと違うことをしてみたり・・・

    宿題がなかなか進まないお子さまを見て、「早く終わらせれば、その分自由な時間も増えるのに」などともどかしい気持ちになったことがある親御さんも多いのではないのでしょうか?

     

     

     

    宿題に時間がかかることは、お子さまにとっても親御さんにとっても、負担になることだと思います。

    しかし、それはお子さまの特性が深く関係しているのかもしれません。

     

     

    ウォレスでは学習する際に、お子さまお1人お1人に合わせて、活動しやすい環境を提供できるよう心がけています。

     

     

     

    例えば

     

    ◆長い間じっとしているのが苦手なお子さま

    学習の前後や合間に思い切り身体を動かして、動きたい気持ちを発散する時間を設ける

     

    ◆違うことに目がいき、集中するのが苦手なお子さま

    学習とは関係のないものは見えないように片付ける

    まとめて終わらせるのではなくて、こまめに休憩をとる

     

    ◆読み書きが苦手なお子さま

    範囲を短くしたり、教材を拡大コピーする

    デジタル機器を使用する

     

     

     

    また、終わったという結果だけに注目するのではなく、

    「始められたんだね」

    「もうここまで進められたんだね」

    「あと少しだね」

    などと、お子さまの行動できたというプロセスに着目しながら声かけをしています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    毎日一緒にいると、ついついできていないことに目がいきがちですが、

     

    できていることを言葉でお伝えしていくこと

    頑張ったことを認めるということ

     

    で、「できた」ということをご自身に実感してもらい、お子さまの自己肯定感を育てることに繋げていけたらと思います。

     

     

     

     

     

    <担当:伊東>

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  • 話してスッキリ!気持ちを言語化してみよう

    支援をさせていただく中で、ポジティブ・ネガティブどちらの気持ちについても、お子さまの正直な気持ちを聴くことは、とても大切なことだなと感じています。

     

     

    感情は言語化することで気持ちをコントロールすることに繋がるといわれています。

    大人が話を聴いていくことで、嬉しいことがあったときには、その嬉しさを共有することができ、不安に感じていることは、言葉にすることで「いま○○と感じていたんだ」とお子様自身で気付くことができます。

    またネガティブな感情も、消そうとするのではなく受け止めることで、感情に支配されずにその先の行動を考えていけるようになっていきます。

     

     

     

    自分の気持ちを話すことが苦手なお子さまには

    「それは悲しかったね。」

    「うれしかったね!」

    「イライラしたんじゃないかな?」

    など、そのときのお子さまの気持ちを代弁してあげましょう。

     

     

    すると

    「これが悲しいという気持ちなんだな」

    「イライラするってこういうことなんだ」

    と感情と言葉の照らし合わせができるようになっていきます。

    今までどう伝えていいか分からなかったお子様も、少しずつ言葉で伝えられるようになっていきます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ウォレスの支援の中で、お話をしっかりお聴きすると、スッキリした表情で帰られるお子様もいらっしゃいます。

    日々の中でお子様のお話を聴く機会は多くあるのではないでしょうか。

    ぜひそのときには感情に注目しながら、お子様がそのときどんな気持ちだったかを言語化してみてください。

     

    嬉しいことがあったときには一緒に喜び、悲しいことがあったときには「悲しかったね」と気持ちを共有してみると、今まで以上にお子様の気持ちに寄り添うことができるかもしれませんね。

     

     

     

     

     

    <担当:北島>

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  • 初詣に思うこと~「ざっくりポジティブワード」で、今年も頑張ろう!~

    雪が降り、北陸らしい年明けとなりました。

    皆さん、どんなお正月を過ごされましたか?

     

     

    お正月といえば・・・まず初詣。

    神社にお参りして、おみくじ引いたり、お守りを買ったり。

    ふだんはあまり神社に行かないのに、お正月には行かないと気持ち悪い…

    それは、年の初めに手を合わせると、神様が「見守っているよ!」と一年間応援してくれるような気がして、頑張る意欲がわいてくるからなんですよね。

    さらに、おみくじに「○○によいご縁あり」「○○に励むと、道が開ける」などの素敵な言葉を見つけると、もっとやる気になっちゃいます。

     

     

    そう!このように一年の最初には、「きっといいことあるよ」「必ず成功!」「あなたならできる!」のような、「ざっくりとしたポジティブワード」が欲しいですよね。

    それは、心が元気になることは、何よりもまず、人が行動するための土台だからです。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    このことは、子育てにおいても大切なことだと思います。

     

     

    お子さんが、期待する行動ができないときは「○○しなさい」「なぜ○○するの」と言ってしまいがち。

    そんな時は、ゆっくり深呼吸して、まずはお子さんの気持ちをじっくり考えてみませんか。

    実はできないことに、とても自信を無くしているかもしれません。

    自信がないことを隠すために、癇癪を起してみたり、口答えしてみたりしているのかもしれません。

     

     

    だからこそ、まずは、お子さんの心に「ざっくりポジティブワード」でエネルギーを与えてあげましょう!

    「きっとできるよ」「がんばれ。応援するよ」と。

     

     

    誰よりも、お父さん、お母さんからもらう「ポジティブワード」は、お子さんにとって、お正月の神様にも負けない大きな心のエネルギーになるはずです!

     

     

     

    さあ、今年もウォレスにてお待ちしております。

    お子さんも、お父さん、お母さんも、一緒に頑張っていきましょう!

    ウォレスの仲間が手をつなげば、きっと素敵な一年になりますよ!

    ワクワクしてきました。

    2022年が楽しみです。

    どうかよろしくお願いいたします。

     

     

     

     

     

    <担当:西>

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  • 遊んでいるだけなのにトレーニングになっちゃう【お正月遊び編】

    12月25日はクリスマス。

    おうちにサンタクロースはやってきたでしょうか?

    ご家庭では子供たちの笑顔が何よりのプレゼントになりますね。

     

     

     

    さぁ、新しい年が近づいてきます。

    皆様は海外のお正月を知っていますか?

     

    アメリカでは、感謝祭のある11月からクリスマスあたりまでが休日ムードになり、お正月も1月1日しか休みがありません。

    それでも年が明けたら側にいる人とハグやキスをするとハッピーに過ごせると信じられていて賑やかにお祝いしています。

     

    フランスのお正月に欠かせないのは伝統菓子「ガレットデロア」。

    小さな人形をしのばせて、菓子が切り分けられた中に人形が入っていた人は1年を幸運に過ごせるのだとか。

     

    デンマークでは大晦日になると友人や親族の家の玄関にお皿を投げる風習があります。

    お皿を割ると幸運と人脈に恵まれるそうで、家の前に割れたお皿が多いほど友人が多い証明になるなんて不思議な風習ですね。

     

    世界のお正月は様々ですが、年のはじめを丁寧に祝う日本の文化は大事にしていきたいものです。

     

     

     

    お正月遊びはメリットがいっぱい

     

     

     

    日本のお正月は、ご家族でゆっくり過ごせる時間でもあります。

    最近はゲームやYouTubeを見て過ごすお子様が増えていますが、昔からのお正月遊びは子供の脳に影響を与え、能力を伸ばす効果が期待できます。

     

     

    ■すごろく

    サイコロの出た目だけ進むルールで数の概念が身に付き、文字を読むトレーニングにもなります。

    ルールを理解する力や、ルールを守って遊ぶという社会性、負ける体験の繰り返しで「次に頑張ろう」と気持ちの切り替えもできるようになっていきます。

    会話が生まれ、コミュ二ケーションが活発になるメリットも期待出来ますね。

     

     

    ■かるた・百人一首

    文字を覚える事ができ、読み手の言葉を集中して聴く力を育てます。

    また「百人一首」の取り札は和歌の上の句から読まれるため、和歌を全て覚えていることで勝敗につながるので、小学生以上だと記憶能力のトレーニングに、また反応能力が試されるので空間把握のトレーニングにもなります。

     

     

     

     

     

     

    ■トランプ

    数字やマークで数を覚える計算力や記憶力、カードを見逃さない集中力、会話やかけひきをしながら遊ぶのでルールを守る、相手を思いやるなどのコミュニケーション力が養われます。

    さらに、相手を観察してどう動くか考える、観察力や判断力まで育むことが出来ます。

     

     

    ■福笑い

    出来上がりでおおいに盛り上がる福笑いは、パーツを選ぶ指先の感覚を刺激したり、左右の位置関係など空間把握と、記憶力のトレーニングにもなります。

    イラストを見つけてきたり、紙とペンがあればご家族でオリジナル福笑いを作っても楽しいですね。

     

     

     

     

     

     

    ほんの一部をご紹介しましたが、子供たちの遊びには成長を促す学びがたくさん隠れています。

    ウォレスアカデミーでは遊びや得意な活動の中で生まれる学びも大切にしています。

     

    ゆったりとした時間が流れるお正月だからこそできる、自分の家ならではの楽しみ方が見つかるといいですね。

     

     

     

     

     

    <担当:白﨑>

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