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  • ネガティブ思考に陥らないようにするには

    みなさんは、このような思いを経験したことはありませんか?

     

    「友人にあいさつをしたのに、無視された。もしかして私嫌われた…?何かしてしまったのだろうか…?どうしよう…悲しすぎる…」

     

    こういったモヤモヤとしたお悩み、誰しも一度は覚えがあるのではないでしょうか。

    そのお悩み、もしかすると自動思考が原因かもしれません。

     

     

     

    ■自動思考とは?

     

    自動思考とは、自分のなかでとっさに湧き上がってくる思考やイメージのことをいいます。

     

    この場合、

    【事実】お友達にあいさつをしたのに返ってこなかった。

    【自動思考】無視された。わたしは嫌われてしまった。

     

    事実と思考は全く別物ですが、つい人は事実と感情・自動思考を一緒にして考えてしまいがちです。

    それは特にネガティブな感情へと流されることが多いようですね。

    では、このモヤモヤしたお悩みを解消するにはどうするといいのでしょうか。

     

    まずは、事実と自分の感じたことを切り分けることが大切です。

    実は、あいさつが返ってこなかったのは、ただあいさつが聞こえていなかっただけかもしれないし、もしかしたらあいさつを返せなかった別の理由があるかもしれません。

    「嫌われてしまった」と感じるのは、あなたの中で勝手に湧き上がってきた思考でしかなく、事実ではないということなのです。

    先に記したように【事実】と【自動思考】を別々にしてみることを心がけてみましょう。

     

     

     

    ■気づくことが大切

     

    このように何かにお悩みのとき、余計な思考で頭がいっぱいになりそうなときは「今の思考は自動思考だ。事実ではないな。」と気づくことが大切です。

    自動思考は、知らず知らずに持っている考え方のクセでもあります。

    クセならば変えていくことも可能であると思いませんか。

     

    みなさまもぜひ、何かでお悩みのときには、この考え方を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

    あなたのお悩みが少しでも軽くなるきっかけになればと思います。

     

     

     

     

     

    <担当:北島>

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    放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

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  • 実は科学・数学の体験型プログラムも取り入れています

    「楽しく学ぶ」がモットーのウォレスアカデミー。

     

    GEMS(ジェムス:Great Explorations in Math and Science)は、アメリカのカリフォルニア大学バークレー校の付属機関LHS(ローレンスホール科学教育研究所)で開発されている、幼稚園から高校生を対象とした、科学・数学領域の体験型プログラムです。

     

    実際に自分で体験することが、豊かな学びへつながるという考え方から、子どもたち一人一人が自分自身で体験することを大切にしたプログラムが、GEMSにはたくさんあります。

     

    ウォレスアカデミーでも、五感を使って感じる力や、論理的に考える力などを養うために、このGEMSのプログラムを取り入れています。

    楽しみながら、子どもたちの持っている力を引き出すことができる素敵なプログラムがたくさんありますので、今回は、その一つをご紹介します。

     

     

     

    ■カエルの算数・・・池に飛びこめゲーム

     

     

     

     

    これは、確立と統計の実験ゲームです。

    ①~⑫の番号が付いたカエルのうち、何番のカエルが一番先に池にたどり着くことができるかを推理するゲームです。

    2つのサイコロをふり、その目を合計した番号のカエルだけが、一歩前に進むことができるというルール(例えば、2と3の目が出たら⑤のカエルが一歩進むことができる)があるので、それをヒントにして推理していくのですが、さあ、何番のカエルが勝つと思いますか?

     

    子どもたちは、いろいろなことから推理していきます。

    「サイコロは2つだから①は絶対ないよね」

    「6が二つ出るって、あまりないと思うから、⑫は勝たないよ」

    「2とか3がよく出るから、⑤が勝つと思うな」

    そんなつぶやきを、スタッフはただただ聞いていきます。

    そのつぶやきが大切なのです。

     

    二つのサイコロをぐるぐる回しながら、考えている子もいます。

    どんな目の組み合わせがあるかを、実際にサイコロを回しながら、見て確かめているのです。

     

    その子が言いました。

    「6か7か8が勝つと思う。だって、たすと6か7か8になるときがたくさんあるから」

    この子は、すでに確立の考え方に気づき始めているのです。

     

    その後に実際にサイコロを回してゲームをしてみます。

    すると、サイコロを何度も何度も転がしていくうちに、確立の考え方に気づいていく子が増えていきます。

     

    実は、⑦のカエルが最も勝つ確率が高いのですが、必ずしも⑦が勝つわけではありません。

    ②や⑫のカエルも勝つ可能性があります。(実際にゲームで②や⑫が勝つこともあります)

    それらのことも、確率を学びながら確かめていくのです。

     

     

    このように、体験しながら学んでいくのがGEMSです。

    推理して、実行して、感じて、気づいて、そこから学び、また次の活動へつなげていく

    そんな学び方で、子どもたちの持つ様々な力を大きく膨らませることができるといいなと思います。

     

     

     

    GEMSには、その他にも

    「世界の算数(4つの大陸で生まれた古来のゲームを取り入れたアクティビティー)」

    「ペーパータオルテスト」

    「液体の探検」

    「動物の自己防衛」

    など、いろいろなワークがあります。

    お子様たちと一緒に楽しく実践していきたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

    <担当:西>

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  • 不器用さにつながる?!ボディイメージとは何?

    ボディイメージと聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべますか?

    スタイルの良さでしょうか?

    それとも健康に満ちあふれた体でしょうか?

     

     

    残念ですがちょっと違います。

    今回お伝えするボディイメージとは、私たちの生活動作、身体を操作するということであり、思い通りに身体を動かすためには、このボディイメージの発達というものが欠かせないのです。

     

     

     

    ボディイメージとは

     

    ボディイメージとは「体の輪郭のイメージ」「手足」の状態」「姿勢の軸」などのことをあらわしています。

     

    例えば、私たちは一つひとつ自分の動作を目で見て確認しなくても、無意識に思ったところに手足を伸ばすことができますね。

    他にも、友達と話をしながら他の人とぶつからないように歩く、考えごとをしながら着替えるなど、複数の動作を同時に行うことができます。

    これは自分の身体はどんな動きができるのか、大きさがどれくらいか、など身体の輪郭や大きさというボディイメージを把握しているからできることなのです。

     

     

     

    ボディイメージ未発達と自信の無さ

     

    ボディイメージが高いと自分の体を思い通りに動かせ、身体を通した達成感がとても高い生活になります。

    では、ボディイメージが未発達だとどうでしょう。

     

    ●不器用(すぐに転ぶ、道具がうまく使えない)

    ●苦手意識が大きくなる(どうせ失敗するからはじめから「やらない」と言う)

    ●視空間認知が育ちにくい(例えば迷子になりやすい)

    ●衝動的な行動をしたり注意が散漫になりやすい

     

    このように、ボディイメージの未発達さが、認知の能力や社会へ適応する力にも関係してしまうことがあります。

    逆にボディイメージが育つことで、自己肯定感が高まりやすい育ちとなり、自分の体を通した学びや実感が増えるので、「内面の感情」をより具体的な言葉で伝えるようになります。

    ボディイメージはとても大切な人の育ちであることが分かりますね。

     

     

     

    ウォレスでは、「楽しそうだな」「やってみたいな」の思いを大切にしながら、ボディイメージを育てる指導も積極的に取り入れています。

     

     

     

     

    <担当:白﨑>

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  • あなたのお悩みは 変えられるもの?変えられないもの?

    人生生きていると色んなことが起こりますね。

    そんな時に「こんな風に考えると楽になる」という考え方がありますのでご紹介いたします。

     

     

    その一つは、タイトルにもあるように「変えられるものと変えられないものを分ける考え方」になります。

     

     

     

    この記事を書く際に、このタイトルで調べてみると、ラインホルド・ニ―バーという人がヒットしました。

    見てみるとこんなことを言っているようです。

     

     

     

    「変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。

    変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。」

     

     

     

    私も知らなかったのですが、良い言葉ですね。

    実際、“変えることの出来ないもの”を受け入れることはとても辛いことです。

    また、“変えるべきこと”を“変える”ということも、大変で勇気がいることでしょう。

    そして、“変えたいもの”が“変えることが出来ないもの”だった場合、自分の気持ちとは反対の“変えられないもの”としてを受け入れることは難しいと思います。

    ただ、“変えられないもの”を“変えよう”とすると苦しくなってしまうのも事実です。

     

     

     

    少し分かりにくかったかも知れません。

    そのようなことをイメージしやすくするときに使う物語を一つご紹介します。

     

     

     

    映画によくある、流砂に落ちるシーンを思い浮かべてください。

    そして、もがけばもがくほど沈んでいってしまうシーンを思い浮かべてください。

    流砂の中で一番してはいけないことは、もがくことです。

    生き延びるためには、仰向けになり手足を広げ、砂の表面に浮かぶことが大切になります。

    ただ、これはとても難しく勇気がいります。

    何とかしようと本能的に体を動かしてしまえばしまうほど、流砂の底に沈んでしまいます。

    仰向けになることは、気持ち的には落ち着きませんが、実はもがくよりもずっと楽なことです。

     

     

     

    このように、変えようと苦しんでいる期間が続くととても辛くなってしまうこともあると思います。

    一度変えることを辞めてみて、変えられるものなのか、変えられないものなのか振り返ってみるのも良いかもしれません。

     

     

     

    今あなたの抱えている悩みはどちらでしょうか?

    もし迷ったら、相談してみてくださいね。

    では、今回はこの辺で。少しでも気持ちが楽になる考え方のヒントになることを願っています。

     

     

     

     

     

    参考文献:

    ラス ハリス. 武藤 崇(監訳)(2012).よくわかるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー) 星和書店

     

     

     

     

    <担当:中道>

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  • 「ことばの発達」には何が必要だと思いますか?

    2021年1月より児童発達支援事業が始まり、小学校へ入学する前のお子さまのご利用も増えてきました。

    そこで今回は「ことばの発達」についてお話しいたします。

     

     

     

    「ことばの発達」には何が必要だと思いますか?

     

     

     

    まずは、ことばの「入口(目、耳、皮膚感覚)」と「出口(口、手指)」、そして聞いた音を正しく解釈し自分から発信しようとする「脳」が整っていることです。

     

     

    また、生まれてから1歳になるまでの間に、身近な大人からの適切な語りかけの環境の中で、ことばを理解する力(きく、よむ)、発する力(はなす、かく)が身についていくと言われています。

     

     

    そして、大人と関わっていく中でこころ(精神面)も発達していきます。

    こころの発達は、肌の触れ合いから始まり、味覚、情緒と育っていき、初語(初めて話す言葉)につながっていきます。

    こころの発達はことばの発達にとって欠かせない大切なことです。

     

     

    からだやこころが発達しながら大人とやりとりをしていく中で、こどもたちは「伝えよう」という意欲が芽生えます。

    ことばを話すための大前提は、「言いたい!」「〇〇してほしい!」などのお子さまの「伝えたい」という気持ちです。

     

    そのような気持ちが高まるためにできることとして、日々の生活の中で次の2つを意識してみてください。

     

     

    「聞き上手になる」

     

     

    お子さまが何かを伝えようとしているときは、聞き流してしまうと話す意欲を徐々になくしてしまいます。

    上手く言えなくても“ちゃんと聞いているよ”という態度を示し、「楽しかったんだね」など気持ちを翻訳して経験したことと結び付けてあげましょう。

    この“受け止める”“言葉に置き換える”ことが、話そうとする気持ちを高めます。

     

     

    「話の種をたくさんつくる」

     

     

    こどもの興味がわきやすい話題をみつけ、話の種をたくさんつくり、“伝えたい”という気持ちを育てるような声掛けを心掛けてみましょう。

     

     

     

     

    参考文献 :

    毛束 真知子(2002)「絵でわかる言語障害~言葉のメカニズムから対応まで~」学研

     

     

     

     

     

    <担当:近藤>

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