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お知らせ・ブログ

  • いろんな場面を想定~一対一でのコミュニケーションの練習

    以前、コミュニケーションを円滑にするために、言葉をカテゴリーに分けて覚える(語彙を増やす)というお話をしました。

     

    →WALLESSブログ「お友達とトラブり発生「どうしてわかってくれないのどうしてわかってくれないの?」はなぜ起こる⁉

     

     

    そして、語彙を増やすことと共に大切なことは、場面に合った言葉を使い分けるということです。

     

     

    毎日一緒に暮らしているお子様とのやり取りのなかで、「大体こんなことを言っているなぁ」とか「あのことね、分かる分かる」と先回りして、お子様が言葉を発しなくてもよい環境になってしまっていることはありませんか?

    もちろん、それが思いやりであることもあると思います。

    ですが、想像してみてください。

    いずれお子様は大きくなり、ご家族と過ごすより社会に出て過ごす時間が長くなります。

    そこではいろんな人とかかわることになり、必要に応じたコミュニケーションが要求されてくるはずです。

     

     

     

     

     

    WALLESS ACADEMYでは、コミュニケーションを7つに分類し、お子様に合わせた支援を行っています。

     

    「1要求」「2.拒否」「3.注意をひく」「4.挨拶」「5.感情表現」「6.質問をする」「7.体調をつたえる」

     

    今回はその中で「体調をつたえる」についての支援方法をご紹介いたします。

     

     

     

     

     

    ◆ソーシャルスキルが身につく絵カードを使っての支援

     

    「おなかが痛くてしゃがみこんでいる絵カード」「暑くてつらい顔をしてる絵カード」など、お子様に合わせた絵カードを使って、一対一でじっくり進めていきます。

    こんなときどうする?の質問や、ヒントを出したり、絵を見て注目するポイントなどを知らせていきます。

    一度やっただけでは、なかなか身につくものではないので、繰り返し続けて行っています。

     

     

     

    「どの言葉が当てはまるか考えてみよう」

     

     

     

    ◆実際のシチェーションを再現して実践してみる

     

    一人スタッフが、おなかが痛い演技をし、もう一人のスタッフがお子様の背後に立ち、一緒に言葉をかけていきます。

    いわゆる黒子のようにお手伝いするわけですね。

    一緒にやることで、かける言葉や、タイミングなども理解していきます。

     

     

     

    中には、コミュニケーションのワークが苦手なお子様もいらっしゃいます。

    初めは、急がず短い時間から、興味のあることを取り入れながら進めます。

     

    習った言葉をご家族にも報告し、生活の中で使える場面があれば、実際にお子様にも促してもらえるようにお伝えします。

     

    社会に出るまでに、大人になるまでに、お子様自身が将来、困らないように。

    また、お子様自身が誰かとコミュニケーションをとりたいと思ってもらえるようになったら嬉しいですね。

     

     

     

     

     

    <担当:前田>

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    壁とかす なくす “WALLESS”
    放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

    株式会社WALLESS(ウォレス)
    〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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  • ひとつの得意が多くの苦手を助けます!

    自分の長所(自分のよいところ)と

    自分の短所(自分のダメだと思うところ)

    あなたはどちらがたくさん思い浮かびますか?

     

     

    短所の方ばかり思いつく、という方が多かったのではないでしょうか?

     

     

    それは、お子さまに対しても同じではないですか。

    わが子だからこそ、ご自分を見つめるのと同じように、「上手くできない」「下手だ」「ダメだ」など、短所の方にばかり注目してしまいがちです。

     

     

    それは、わが子がよりよく成長してほしいという親心から生じるものだと思いますが、その熱い気持ちをちょっとクールダウンして、お子さまの長所に注目してみませんか?

     

     

     

     

     

     

    よく見てみると、意外と「ちゃんとできていること」も多いのではないでしょうか。

     

     

    ウォレスアカデミーでは、まず、お子さまの持っている力を正しく把握するために、最初にアセスメントを行います。

     

     

    その時に、大切にしていることは

     

    お子さまの「苦手・困難さがどこにあるのか」ということだけでなく

    お子さまの「得意・十分に持っている力は何か」を見つけることです。

     

    そして、

     

    お子さまの「得意・十分に持っている力」を使って

    「できない」を「できる」に変えていくお手伝いをします。

     

     

     

     

    例えば、以前のブログにも掲載しましたが、「目で見て覚えること」や「文字を認識すること」は苦手ですが、耳で聞いたことを覚えるのが得意というお子さまに対する支援として、文字の形を耳で覚えるという事をします。

     

    例えば

    「女」・・・女は く ノ 一

    「花」・・・花が サ イ て  ヒッと笑う

    「空」・・・空には ウ ル フの  がある

    「男」・・・男は  んぼで  仕事をする

     

    これを、繰り返し口ずさみながら漢字を書いていきます。自分の声を自分の耳で聞きながら漢字を覚えていくのですね。

     

    →WALLESSブログ「漢字を書くのが苦手なお子様が書けるようになるためには」

     

     

     

    お子さまの得意な力を見つけてみませんか?

    それだけでも、お子さまは自信をもって頑張れますね。

     

     

     

     

    <担当:西>

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  • 文章読解の苦手なお子様が多いですpart2~よく出てくる単語を見つけよう

    音読をすることが出来るけど、内容を要約するのが難しいというお子様に対する支援をご紹介します。

     

     

    前回は、羅列されたひらがなの中から決められた単語を探しとるという訓練をご紹介しました。

    →WALLESSブログ「文章読解が苦手なお子様が多いです」

     

     

     

    今回はもう一歩先に進んでみましょう。

     

     

    文章を要約するときには、どの単語が重要かどうかが分かることでその単語に合わせて文章をまとめることが出来ます。

    ですが、まずどの単語が重要なのかを判断することが難しい、という現状もあります。

     

     

    そんな時には、「重要な単語」という評価基準ではなく、「よく出てくる単語」で選んでみましょう。

    頻繁に出てくる単語は物語の中心であることが多いためです。

     

     

    「よく出てくる単語」が見つかれば、それに関連するものを、さらに探し出していきます。

    長い文章で漠然としていたものが、少しづつ要点が見つかっていきますね。

     

     

     

     

     

     

     

     

    学年が上がる度に、「よく出てくる単語」は「指示語(こそあど言葉)」で表されることも多くなってきます。

    その場合は指示語の訓練も行いながら進めていきます。

     

     

    説明文の場合は、「よく出てくる単語」で情報をまとめ、それらを積み重ねていくことで、文章要約の訓練を積み重ねていきます。

     

     

     

     

     

     

    <担当:中道>

     

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  • 文章読解が苦手なお子様が多いです

    文章読解とは、言葉の通り「文章を読んで内容を理解すること」です。

    文章読解ができるようになるには、様々な力を鍛える必要があります。

    今日は、その一つをご紹介いたします。

     

     

    まずはこちらのテストをご覧ください。

     

     

     

     

     

     

    いかがですか?

    問題文を見ても、ひらがなだけ、しかも句読点もない文章は非常に読みにくいですよね。

     

    このテストは、長い文章から、必要な情報を的確に早く抜き取るトレーニングとして行っています。

    限られた時間内でどれだけ早く大切な情報だけを抜き取ることができるかが、テストにおいて重要なポイントになってきます。

     

     

     

    さあ、答えを見てみましょう!

     

     

     

     

     

     

    「えんぴつ」「けしごむ」「じょうぎ」「えんぴつけずり」が隠れていましたね。

    一番文字数の多いものということなので、答えは「えんぴつけずり」となります。

    ぜひお子さまと一緒にやってみてください。

     

     

     

    文章読解を苦手とされているお子様に対しては、時間をはかり、繰り返しトレーニングをしています。

    ただ、問題をやるだけでは楽しくないので、クイズ的要素を取り入れたり、同じテストを定期的にすることでタイムが上がっているかを見て、どれだけ自分のスキルが上がったのかを見える化したりしています。

    繰り返すことで、目の力が強くなったり、必要な情報を抜き取る力が強くなり、文章の要点を掴む力も高まります。

     

     

     

     

    ※「ひらがな単語連鎖課題」

    お子様はどのようなところで苦手さや困難さを感じているのか。

    WALLESS ACADEMYでは、初めにアセスメント(苦手さの調査)させていただいてから始めています。

     

     

     

     

     

    <担当:前田>

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  • 「すごろく」に隠された大きな力!?

    休日に、お子さまと何をして遊びますか?

     

     

    現代の主流は、やはりゲームでしょうか。

    ゲーム機やパソコン・タブレット、スマートフォンなどのゲームは、わくわくドキドキと、子どもたちだけでなく大人の気持ちも刺激する楽しいものですね。

     

     

    しかしながら、昔からされてきた遊びたちも、子どもたちの能力を育てることに関して、なかなかの実力を持っているのです。

     

     

    そこで、今回おすすめするのは「すごろく」です。

    サイコロを振って、出た目の数だけ進み、そこに書かれているルールに従うという遊びです。

    お父さん、お母さんなら、1度はされたことがあるのではないでしょうか?

     

     

    この「すごろく」、実はすばらしい力を持っているんです!

     

    ①数の概念を育てる(数の大きさの認識)

    ②計算する力を育てる

    ③言葉の力を養う(マスに書かれた言葉の理解)

    ④社会性を身につける(ルールを守る、順番を守る、相手を思いやる)

    ⑤気持ちのコントロール力をつける(勝ち負けの経験)

    ⑥集中力をつける

     

    など、遊ぶだけでこれだけの能力を養うことができる優れものです。

     

     

    特に、数の概念を育てるためには、とてもよい遊びです。

    さらに、お金のやり取りをするものだと、計算力もつきますね。

     

     

     

     

     

    こちらは指導員と一緒に作ったものです。

    このようにオリジナルのすごろくをお子さまと作るのもおすすめです。

     

     

     

    【すごろくを作るうえで必要なこと】

    ●すごろくの内容、大きさや形などを決めるための創造力

    ●マス目にコメントを書くための文章力

    ●楽しいものにするために人の気持ちを考えること

     

     

     

    「すごろく」で遊ぶときは、いろいろな能力が発揮されますので、楽しみながら自然と多くの力がついてきます。

    おばあちゃんや、おじいちゃんとも楽しめますね。

    ぜひ、やってみてください。

     

     

     

     

     

    <担当:西>

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