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子どものダメな所ばかり気になってしまうとき
日々お子さんと一緒に過ごしていると、つい嫌な所を見つけてしまう。
一度見つけてしまうと、なぜかそこばかりに目が向いてしまう…
気になって仕方がない…
そうなると親御さんの方もだんだん辛くなってきてしまいますね。
今回ご紹介するのは、そんな状態になった時、もしくは、ならない為にぜひ活用して頂きたい参考になるサイトです。
では、その前に、お子さんの悪い所はどこでしょうか?
思い浮かんだら、その次にお子さんの良いところを考えてみてください。
どうでしょうか?良い所と悪い所はどれくらい出てきたでしょうか?
良い所は思い浮かばずに、もしかしたら悪い所しか思い浮かばなかった方もいらっしゃるのかも知れませんね。
そのような時に、見ていただきたいのが以下のサイトです。
https://www.rakurakumom.com/tools-share
サイト内で紹介されているツール「凸凹変換表」を見てみましょう。
こちらでは、短所と思っていることを長所として変換してみるのです。
(例)
【短所】こだわりが強い・頑固
↓↓
【長所】意志が強い・粘り強い
いかがでしょう。言い換えてみると少し気持ちが楽になりませんか。
(こちら以外にも様々な良いツールがあるので、興味のあるものを覗いてみてください)
今回示したのは一例になりますが、自分のお子さんの見方を変えることで気持ちが楽になることもあります。
現実的にどうしようもないことは、少なからず生じることもあるでしょう。
ですが、問題に囚われてしまうことで問題点ばかりを言われお子さんが辛くなることがあったり、親御さん自身が辛くなってしまうこともあるのではないでしょうか。
問題に対して距離を置くことで、良い側が見えてきたり、問題がどうして問題になっているのかが分かってくることもあります。
今回のように凸凹変換表で変換をしてみたり、自分で今思っていることを誰かに相談をする、ノートに書いてみる、自分に置き換えて考えてみるなど、いろいろな方法で距離を置いてみるのも良いかもしれません。
では、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで見てくださってありがとうございます。少しでも気持ちが楽になるヒントを出せていれば幸いです。
<担当:中道>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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漢字は読めるけど書けない…そんな時の支援方法
漢字を覚えるのが苦手なお子様
苦手なものに対しては誰でも積極的にはなれないものです。
「漢字は読めるけど、書けない・・・」
そのようなお子様の支援の一つとして取り組んでいることをご紹介したいと思います。
まずは、全体を覚えるのではなく、部首に注目していきます。
へん、つくり、かんむり、あしに分かれていることに注目です。
それが、少し分かってきたところで、下のようなプリントを用意し、ゲーム感覚で、推理して探していくという方法をとっています。
一度にたくさんするのではなく、6個くらいの嫌にならない程度で進めていきます。
自分で調べることが好きなお子様には、辞典を渡して自分で調べてもらい、部首や、書き順なども一緒に確認していきます。
教えてもらうことより、自分で調べて知るほうが喜びが大きいですね。
やっていくうちに、「ここに『木』という字がかくれているよ!」など、今まで気が付かなかったことにも気づくことができてきています。
なにより、楽しみながら進めていくこと!
コツコツと少しずつつ積み重ねていき、いつの間にかたくさん覚えていて、いつかお子様の自信につながってくれることを願っています。
<担当:前田>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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『オノマトペ』で 気持ちを伝えよう!
自分の気持ちを話すのが苦手
表情が乏しく、感情を表現するのが苦手
そんなお子さんもいらっしゃると思います。
気持ちの表現が苦手だと、友達とのコミュニケーションがうまくいかず、お友達を作ることがうまくできなかったり、イライラを伝えられず、周りを困らせる行動となって表してしまったり・・・。
お子さまご本人が辛いだけではなく、ご家族も、お子さまの気持ちが分からず困ってしまうのではないでしょうか。
ウォレスアカデミーでは、気持ちを言葉で表せるようになるためのお手伝いもしています。
その一つとして『オノマトペ』を使った会話練習があります。
『オノマトペ』とは、様々な状態や動きを音で表現した言葉のことです。
実際に聞こえる音を言葉で表したものと、実際には聞こえないが感覚的なものを表現しているものがあります。
例えば前者が、「わんわん」「ヒューヒュー」、後者は「きょろきょろ」「イライラ」などです。
機嫌が悪い表現でも、「イライラ」「むしゃくしゃ」「ピリピリ」は、微妙に気持ちや状況が違いますね。
このようにオノマトペは、状態や感情の微妙な違いを短い言葉で簡潔に伝えることができるため、特に若者には多く使われています。
まずは、絵カードとオノマトペの言葉を合わせていきます。
次は、実際の場面で使うことができるように、遊びの中でオノマトペを使っていきます。
ドミノ倒しの遊びを一緒にしながら「ドミノを立てるのはドキドキするねー」「途中でドミノが倒れないか、はらはらするよ」
ドミノがうまく倒れず失敗すると、「がっかりした」「ガク―ッとなった」などと一緒に遊んでいるスタッフと言い合います。
そうしているうちに、気持ちが相手に伝わる喜びだけではなく、相手の気持ちもわかるようになり、気持ちを共感できる楽しさも感じるようになっていきますよ。
日本語は特にオノマトペが多く使われる言葉とも言われています。
ご家庭でも、オノマトペを使って、お子様と「にこにこ」「ルンルン」「わくわく」楽しい気持ちを共有してみてはいかがですか?
<担当:西>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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お子様の睡眠に対してお悩みありませんか?
今日は子どもがなかなか寝付かない…
夜中に何度も起きてしまう…
そんなお子様に対する支援について一つご紹介していこうと思います。
睡眠に対しての支援として、最近注目を受けているのは、重り付きの掛布団を掛ける方法です。
この方法によって、睡眠に対して問題を抱えていた人達が、日中の疲労感や不安、抑うつが改善されたことが報告されています。
重り付きの掛け布団と言われると「どのくらい重いのか?」と気になりますが、大体体重の12%ぐらいの重さだそうです。
65㎏の成人では約8kgの布団になりますね。
ただ、人によって心地よいと感じる重さは違うので、体に合った心地よい重さの布団を探すことが必要になってきます。
どのような布団が良いのか、というところですが、単純に重いだけの布団が良いのかはまだ分かっておりません。
研究で使われている物はチェーン付きの重りらしく、そのチェーンも重要な要素として考えられているからです。
ちなみにチェーン付きの掛布団は価格が10万ほどするので、購入するには正直手が出しづらい商品かも知れませんね。
一般的にウエイトブランケットなど、重さのある布団もありますのでそちらを試してみても良いかもしれません。
今のところ研究がなされているのは成人に対しての効果なのですが、効果を実感しているお子様もいらっしゃるようです。
もし、お子様の睡眠に対して何か不安や悩みを抱えていらっしゃるようでしたら、一度調べてみてはいかがでしょうか。
今回はいつもとは違い、環境を変えることでお子様が変わることの一例を紹介させていただきました。
お子様に限らず、親御さんにも効果のあるものなので、一度試してみても良いかもしれませんね。
<担当:中道>
以下、参考資料
「Positive effects of a weighted blanket on insomnia」
「A randomized controlled study of weighted chain blanket for insomnia in psychiatric disorders」
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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WALLESS ACADEMYお勧めの本
WALLESS ACADEMYの待合室には、お子様向けのものだけではなく、保護者様はじめ、ご来所頂いた方々向けにも様々な書籍を置いています。
スタッフが選んだ、分かりやすく納得できるものばかりです。
もし気になる書籍がありましたらお気軽に手に取ってご覧ください。
もちろんお子様向けの本も置いてありますよ。
お子様をお待ちの50分の間、ゆったりとお過ごしいただけたらと思います。
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
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