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お知らせ・ブログ
ひとつの得意が多くの苦手を助けます!

自分の長所(自分のよいところ)と
自分の短所(自分のダメだと思うところ)
あなたはどちらがたくさん思い浮かびますか?
短所の方ばかり思いつく、という方が多かったのではないでしょうか?
それは、お子さまに対しても同じではないですか。
わが子だからこそ、ご自分を見つめるのと同じように、「上手くできない」「下手だ」「ダメだ」など、短所の方にばかり注目してしまいがちです。
それは、わが子がよりよく成長してほしいという親心から生じるものだと思いますが、その熱い気持ちをちょっとクールダウンして、お子さまの長所に注目してみませんか?
よく見てみると、意外と「ちゃんとできていること」も多いのではないでしょうか。
ウォレスアカデミーでは、まず、お子さまの持っている力を正しく把握するために、最初にアセスメントを行います。
その時に、大切にしていることは
お子さまの「苦手・困難さがどこにあるのか」ということだけでなく
お子さまの「得意・十分に持っている力は何か」を見つけることです。
そして、
お子さまの「得意・十分に持っている力」を使って
「できない」を「できる」に変えていくお手伝いをします。
例えば、以前のブログにも掲載しましたが、「目で見て覚えること」や「文字を認識すること」は苦手ですが、耳で聞いたことを覚えるのが得意というお子さまに対する支援として、文字の形を耳で覚えるという事をします。
例えば
「女」・・・女は く ノ 一
「花」・・・花が サ イ て ヒ ヒッと笑う
「空」・・・空には ウ ル フの エ がある
「男」・・・男は 田 んぼで 力 仕事をする
これを、繰り返し口ずさみながら漢字を書いていきます。自分の声を自分の耳で聞きながら漢字を覚えていくのですね。
→WALLESSブログ「漢字を書くのが苦手なお子様が書けるようになるためには」
お子さまの得意な力を見つけてみませんか?
それだけでも、お子さまは自信をもって頑張れますね。
<担当:西>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
ウォレス(ワイズマネジメント有限会社)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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文章読解の苦手なお子様が多いですpart2~よく出てくる単語を見つけよう

音読をすることが出来るけど、内容を要約するのが難しいというお子様に対する支援をご紹介します。
前回は、羅列されたひらがなの中から決められた単語を探しとるという訓練をご紹介しました。
今回はもう一歩先に進んでみましょう。
文章を要約するときには、どの単語が重要かどうかが分かることでその単語に合わせて文章をまとめることが出来ます。
ですが、まずどの単語が重要なのかを判断することが難しい、という現状もあります。
そんな時には、「重要な単語」という評価基準ではなく、「よく出てくる単語」で選んでみましょう。
頻繁に出てくる単語は物語の中心であることが多いためです。
「よく出てくる単語」が見つかれば、それに関連するものを、さらに探し出していきます。
長い文章で漠然としていたものが、少しづつ要点が見つかっていきますね。
学年が上がる度に、「よく出てくる単語」は「指示語(こそあど言葉)」で表されることも多くなってきます。
その場合は指示語の訓練も行いながら進めていきます。
説明文の場合は、「よく出てくる単語」で情報をまとめ、それらを積み重ねていくことで、文章要約の訓練を積み重ねていきます。
<担当:中道>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
ウォレス(ワイズマネジメント有限会社)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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文章読解が苦手なお子様が多いです

文章読解とは、言葉の通り「文章を読んで内容を理解すること」です。
文章読解ができるようになるには、様々な力を鍛える必要があります。
今日は、その一つをご紹介いたします。
まずはこちらのテストをご覧ください。
いかがですか?
問題文を見ても、ひらがなだけ、しかも句読点もない文章は非常に読みにくいですよね。
このテストは、長い文章から、必要な情報を的確に早く抜き取るトレーニングとして行っています。
限られた時間内でどれだけ早く大切な情報だけを抜き取ることができるかが、テストにおいて重要なポイントになってきます。
さあ、答えを見てみましょう!
「えんぴつ」「けしごむ」「じょうぎ」「えんぴつけずり」が隠れていましたね。
一番文字数の多いものということなので、答えは「えんぴつけずり」となります。
ぜひお子さまと一緒にやってみてください。
文章読解を苦手とされているお子様に対しては、時間をはかり、繰り返しトレーニングをしています。
ただ、問題をやるだけでは楽しくないので、クイズ的要素を取り入れたり、同じテストを定期的にすることでタイムが上がっているかを見て、どれだけ自分のスキルが上がったのかを見える化したりしています。
繰り返すことで、目の力が強くなったり、必要な情報を抜き取る力が強くなり、文章の要点を掴む力も高まります。
※「ひらがな単語連鎖課題」
お子様はどのようなところで苦手さや困難さを感じているのか。
WALLESS ACADEMYでは、初めにアセスメント(苦手さの調査)させていただいてから始めています。
<担当:前田>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
ウォレス(ワイズマネジメント有限会社)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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「すごろく」に隠された大きな力!?

休日に、お子さまと何をして遊びますか?
現代の主流は、やはりゲームでしょうか。
ゲーム機やパソコン・タブレット、スマートフォンなどのゲームは、わくわくドキドキと、子どもたちだけでなく大人の気持ちも刺激する楽しいものですね。
しかしながら、昔からされてきた遊びたちも、子どもたちの能力を育てることに関して、なかなかの実力を持っているのです。
そこで、今回おすすめするのは「すごろく」です。
サイコロを振って、出た目の数だけ進み、そこに書かれているルールに従うという遊びです。
お父さん、お母さんなら、1度はされたことがあるのではないでしょうか?
この「すごろく」、実はすばらしい力を持っているんです!
①数の概念を育てる(数の大きさの認識)
②計算する力を育てる
③言葉の力を養う(マスに書かれた言葉の理解)
④社会性を身につける(ルールを守る、順番を守る、相手を思いやる)
⑤気持ちのコントロール力をつける(勝ち負けの経験)
⑥集中力をつける
など、遊ぶだけでこれだけの能力を養うことができる優れものです。
特に、数の概念を育てるためには、とてもよい遊びです。
さらに、お金のやり取りをするものだと、計算力もつきますね。
こちらは指導員と一緒に作ったものです。
このようにオリジナルのすごろくをお子さまと作るのもおすすめです。
【すごろくを作るうえで必要なこと】
●すごろくの内容、大きさや形などを決めるための創造力
●マス目にコメントを書くための文章力
●楽しいものにするために人の気持ちを考えること
「すごろく」で遊ぶときは、いろいろな能力が発揮されますので、楽しみながら自然と多くの力がついてきます。
おばあちゃんや、おじいちゃんとも楽しめますね。
ぜひ、やってみてください。
<担当:西>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
ウォレス(ワイズマネジメント有限会社)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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指先の力が弱いお子さまへのお助け&訓練グッズ

指先の力が弱く、文字を書いても非常に薄い・・・
力が上手く入れられないので、書くことが嫌になってしまう・・・
そんなお子さまのために、便利なお助けグッズを紹介します!
まずは「もちかたくん」
鉛筆にはめるシリコンゴムによって指先をしっかりと固定できるので、少しの力で書くことが出来ますし、正しい持ち方も身につきます。
お子さまが書くことを嫌いにならないために、このようなお助けグッズを活用していただくのも良いと思います。
待合室にも置いてありますので、自由にお試しくださいね。
(「もちかたくん」は市販品として販売しています)
その他にも指先を鍛えるための、スタッフ手作り訓練アイテムがありますよ。
それがこちら!
入れ物のふたには、ビー玉が通るくらいの小さな穴があけてあり、指先でギュッと押し込むと、ビー玉が中にポトンと落ちるようになっています。
こちらは力作です!
ビー玉を入れると、ビー玉がコロコロ転がる仕組みになっているんです。
お子さまが楽しんで訓練できるようにと思考を凝らして作ったものです。
お子さまたちにも喜んで頂けて大好評ですよ。
<担当:杉下>
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
ウォレス(ワイズマネジメント有限会社)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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