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NEWS / BLOG
お知らせ・ブログ
第2回「ウォレス・ペアトレ」を開催いたしました
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第2回「ウォレス・ペアトレ」では、
講座を5回に分けて子育てのスキルを一つずつ、
実践的なワークを交えながら取り組んで頂きました。
「ペアレント・トレーニング」とは、
子育てに悩んでいる保護者の方々が、子どもへの具体的な対応方法を知り、
保護者の皆さま自身の自己肯定感を高めていくことを目的として開発されたプログラムです。
「ウォレス・ペアトレ」では、
講義形式でスキルを学ぶだけではなく、
実際の子育てで困っていることや、
お子さまのご様子、
また、ご自身の悩みについて
ワークを重ねながら参加者の皆さま同士でお話をしていただきました。
このようにワークを多く取り入れたことによって、
より実践的で身近に子育てやご自身について考える時間を作ることが出来たように感じます。
さらに、参加者の皆さま同士で話し合ったことで、
1人では気付けなかった視点に気付かれたり
お子さまが「出来るところ」に
より多く注目するようになられたりしていました。
5回という大変長丁場の中、とても熱心に取り組んでおられ、
最終回の「ウォレス・ペアトレ」では、皆さんがにこやかな笑顔でお帰りになられていました。
その表情を見て、私も嬉しさがこみ上げてきました。
「ウォレス・ペアトレ」をきっかけにして、
参加者の皆さまが子育てと真剣に向き合い、
お子さまだけではなく、ご自身について振り返る姿は、
一緒に参加した私たちウォレスのスタッフにとっても、大変多くの学びがありました。
お子さまに対する想いや、ご自身の「学びたい」という強い想いは、私たちに多くの気付きと刺激を与えてくださったように感じます。
この「ウォレス・ペアトレ」で、皆さまにとって一つでも新しい気付きが得られたならば幸いです。
今秋にも、第3回目の「ウォレス・ペアトレ」を開催する予定となっております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
(瀧野)
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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改めて熱中症について知ろう
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連日暑い日が続いていますが、体調はお変わりないですか。
ウォレスアカデミーの待合室の入り口の横に
”熱中症予防のためのリーフレット”
が貼られていることはお気づきでしょうか。
今回は改めて、熱中症予防について考えてみようと思います。
子どもは汗をかく能力が未発達です。
そのため、皮膚の血流量を増やし、体の表面から周囲に熱を逃がすことで体温を調節しています。
子どもは、大人よりも体重に対しての体表面積が大きいため、周囲の環境の影響を受けやすい
「熱しやすく冷めやすい」
という体格上の特徴があります。
気温が皮膚温よりも高い場合や、夏の炎天下、地面からの照り返しが大きな場所では、
子どもの深部体温は大人よりも大きく上昇し、熱中症のリスクが高くなります。
また、子どもは自分で「自らの体調の変化」を訴えられないことがあります。
・言葉で自分の体調を伝える事が苦手な場合。
・「楽しさに夢中になっている」と、身体に異変が起きていても気づかない場合があります。
熱中症の予防として、次の工夫ができます。
・子どもの異変に敏感になる:
顔が赤い、ひどく汗をかいているなどの状態に気を配りましょう。
・こまめな水分補給:
喉が渇く前に、少しずつ水分と塩分を補給する。
そのために、水筒などを持ち歩かせましょう。
高温・運動時の水分補給について
「9〜12歳では100~250㎖を20分ごと」
「思春期では1時間で1~1.5ℓ」
以上が水分補給の目安になります。
・気温と体温に合わせて衣類を調節する:
通気性の良い涼しい服を着せましょう。
暑さに応じて脱ぎ着するようしましょう。
外出時には帽子をかぶりましょう。
・こまめに日陰・屋内で休憩する
・車内や屋内では適切にクーラーを使用する:
いつもクーラーの効いた部屋にいて汗をかかずにいると、暑さに弱くなります。
暑さが本格的になる前に適度な運動で暑さに強い身体をつくれるとよりよいでしょう。
体の健康や体調が安定することは全ての土台となります。
ウォレスアカデミーでの時間を充実した物にするためにも、
大人も子どもも改めて熱中症予防に心がけ、暑い夏を乗り切りましょう。
参考資料
厚生労働省熱中症要望のための情報・資料サイト
熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)
国立成育医療研究センター 熱中症
熱中症(熱射病) | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)
一般財団法人 日本気象協会 熱中症ゼロへ
こんな人は特に注意!「子ども」 | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進 (netsuzero.jp)
環境省熱中症予防情報サイト
(田畑)
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
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福井東ロータリーアクトクラブ様より教材を寄贈して頂きました。
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令和5年6月、ウォレスアカデミーにて福井東ロータリーアクトクラブ様より教材の寄贈がありました。
「発達障害についての卓話」とういうことで、障害児への福祉サービスとして当事業所が提供しているサービスや発達障害の3つの特性についてご説明。
アカデミーの1日の流れや実際に使用している教材のご紹介、
またアカデミーでの活動で、お子さまに合わせた教材を充実させると良い点をご説明させて頂き、
それをふまえて、今回寄贈頂く教材をご紹介させていただきました。
その後、2グループに分かれて実際にいくつかゲームを体験していただきました。
実際に、卓話に参加された皆さまからは、
発達障害について初めて聞いたという意見もあり、
どういった活動ができるのか、またお子さまの強みを、
どう引きだしているのかを知って頂く良い機会になったとの事でした。
素敵な教材を頂き、どうもありがとうございました。
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
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探求心で得られるもの
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好きなものにとことん取り組む。探求心で得られるもの。
お子さまと話していると、SNSの発達によるようで、
今までに比べると流行の移り変わりが激しくなっていると感じます。
新しい音楽、新作のゲーム、アニメ、YouTuber…etc。
お子さまたちには、流行や変化の激しい時代を生きているからこそ、
自分が「やりたい」「楽しい」と感じること、
興味のわくことを大切にしてほしいなと思います。
ウォレスアカデミーでは、支援の時間に興味や関心のある活動を共有する時間を設けています。
例えば、プログラミングで動くロボットを始めたお子さま。
やり方を知ると、自分からプログラムを打ち込み、
どんどんプログラムを組んで進めていきました。
説明書にはないような細かなシステムにまでも興味がわき、疑問が次々出てきます。
ロボットを動かしながら、問題を見つけ、
それを解決するためにはどうしたら良いのか。
ひとつひとつ試しながら試行錯誤されていました。
「とりあえずやってみよう!」
を合言葉に、一生懸命取り組む姿を見ていると、
問題を自ら見つけ、解決していくという力の強さを感じました。
「好きこそものの上手なれ」
という言葉は、わたしの好きな言葉の一つでもあります。
活動中のお子さまたちの生き生きとした表情を見ていると、
「興味のあること、好きな活動にとことんチャレンジすること」
というのは、私たちが思っている以上に
お子さまの自信につながるのだなと感じられました。
その中で自然と「もっといいものを作りたい」、「上達したい」
という向上心が芽生え、試行錯誤していくのではないかと思います。
それらは直接、将来の仕事につながらなくても、いつかきっと、
「あのとき頑張ったな」
という自分を肯定できる経験につながるのではないかと思います。
わたしたち大人はついつい
「将来困らないように」「受験で失敗しないように」
と先のことを考え、口を出したくなってしまいます。
ですが、子どもたちが今やりたいと感じることを通して、
自ら課題を見つける力
そして見つけた課題にとことん取り組む力
この二つの力を育んでいくことも大切だと感じました。
そして私たち大人は、お子さまに何かをさせようとするのではなく、
活動に取り組むお子さまをサポートするだけでも、
お子さまにとって十分大切な力が育まれていくのではないかと思えます。
(北島)
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もしかして伝わってない?~話し方のスキルについて~
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一週間ぶりに来られたお子さまに、「今週、どうだった?」と聞くことがあります。
おしゃべりが大好きで、「ウォレスで話したい!」と思って来られているお子さまは、この質問があると、待っていましたとばかりに話し始めます。
一方、事実や思いを言葉にすることに苦手さがあるお子さまの場合は、「ふつう」「別に何もなかった」という返答のこともあります。
しかし、ある時、いつものようにこの質問をすると「じゃあ、先生はどうだった?」と反対に質問を返されたことがありました。
いつもお子さまに対してしている質問なのですが、あえて自分に対してされると、
「え~、何かあったかな…」
「何していたかな…」
と、私はしどろもどろになってしまいました。
意外や意外、この質問、なんと答えにくいことか!こんな難しい質問を、お子さまたちにしていたのだと、改めて気づかされました。
「どう」「どのように」「どんな」という言葉は、その意味がかなり抽象的で、ぼんやりしていて、どこに注目して考えればいいか、分かりにくい言葉です。
それに対して、
「今日の朝はご飯を食べた?パンを食べた?」
「日曜日にお出かけはしましたか?」
「昨日は何時間寝た?」
など、具体的に聞くと、考える視点も明確で、答えやすいですね。
そのように、いざ子ども側に立って実際に聞いてみると、分かりにくかったり難しかったりと、自分の話し方については気づくことが多くありそうです。
また、他のお子さまからは、
「昨日怒られたのだけど、なんでそこまで怒られたのかが分からないんだ」
という声を聞いたことがあります。
怒られていることには違いないからとにかく謝ってその場をしのいだそうですが、
「何が悪かったのか」「なぜ悪かったのか」「どうしたらよかったのか」
は、理解できなかったようでした。
日本語は、特に主語や目的語などの言葉を省略してしまうことが多いです。
話の流れがあるのだから、当然分かっているだろうと思い、自然とそれらの言葉を取り除いて話してしまうのです。
もちろん、その方が無駄なく伝わることもあるのですが、具体的に話さないと実は伝わっていないこともあるようです。
例えば、「片づけてね!」だけでは、誰に対して言っているのか、何をどこに片づけてほしいのか、よく分かりません。
何度言っても子どもが言うことを聞かないと感じるのですが、実は分かっていないから動かなかったのだということもあるのです。
実際、細かく具体的に話すことを意識したという保護者の皆さんからは、
「言うことを聞いてくれることが増えた」
「怒ることが減った」
というお話を聞いたこともあります。
では、具体的にとは、いったいどう話せばいいのでしょうか。
そのような声かけのテクニックなどをお伝えするのが、ウォレス・ペアトレ(ペアレント・トレーニング)です。
今回は2回目の開催となりますので、子ども役や大人役になって実際に話す体験をしていただくワークをより増やして、日常生活に使えるスキルを身に付けていただけたらと思っております。
秋には第3回目の開催を予定しておりますので、多くの方にご参加いただけたら幸いです。
ちょっとした心がけで、お子さまに意外な変化が起きたりします。
保護者の皆さまと実践しながら、よりよい話し方について、私たちも学んでいきたいと思います。
(担当:西)
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