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お知らせ・ブログ
全体必須研修の実施報告

令和5年5月、ウォレスアカデミーにて全体必須研修を実施し、「虐待防止・身体拘束・感染症対策」について会社全体で確認しました。
■虐待防止について
虐待の区分、身体的・性的・心理的・放棄放置・経済的の5つの観点において、具体例を挙げながら気を付けるべき点などを確認。
それらを踏まえて、障害児通所施設WALLESS ACADEMYにおいての虐待防止について特に重点的に話し合いました。
■身体拘束について
やむを得ず身体拘束を行う時の留意点等について確認しました。
■感染症対策について
感染症対策の基本である「持ち込まない 拡げない 持ち出さない」に基づき、感染症の基礎知識や嘔吐物の処理方法を確認していきました。
スタッフ全員で情報を共有し、皆さまに安心して通所いただけるよう、運営を行ってまいります。
放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング
株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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言葉には強く優しい力があります ~ポジティブコミュニケーションを増やしましょう~

皆さんは、“ふわふわことば”と“ちくちくことば”を聞いたことがありますか?
元教員で大学教授の方の書籍から全国の学校に広まった言葉だそうですが、子どもたちにもわかりやすくて素敵なネーミングですね。
“ふわふわことば”とは、言われると嬉しい言葉のことです。
例えば、「ありがとう」「楽しいね」「いいね」「すごいね」「上手だね」「一緒にやろう「応援してる」「大丈夫?」などがあります。
“ちくちくことば”とは、言われると悲しい言葉・傷つく言葉のことです。
例えば、「キモい」「ウザい」「くさい」「バカ」「サイテー」「いなくなってしまえ」「そんなことも知らないの」「できないくせに」などです。
この“ちくちくことば”は、家庭内で意外と使われていたりします。
「なんでわからないの?」「ダメだと言ってるでしょ!」「だから言ったでしょ?」
他にも、「なんで○○ちゃんはいつもそうなの」「早くして」も“ちくちくことば”の仲間です。
お子さんにも人格やプライドがあり「失敗しちゃった」と思っている時に“ちくちくことば”を聞くと、悲しい気持ちや反抗心が芽生えます。
例えば「なんでできないの?」という言葉は、
「大丈夫?少し手伝おうか?」
といった、“ふわふわことば”に置き換えられるといいですね。
実は、大人にこそ“ふわふわことば”は必要だと思います。
自分と接する人、そして自分にも“ふわふわことば”を使う毎日を想像してみて下さい。
日々、幸せに感じる瞬間や豊かな気持ちが生まれるのではないでしょうか。
それがポジティブコミュニケーションです。
そしてポジティブコミュニケーションは、自分と自分の大切な人の自己肯定感も高めてくれます。
自己肯定感とは、自分自身のありのままを受け入れる力です。
お子さんが“ちくちくことば”を使った時には、叱るよりもその気持ちを受け止めて、その背景に目を向けることが出来るといいですね。
良いも悪いもありのままの姿に寄り添い、一緒に考える姿勢を持ちたいものです。
気持ちの言葉を伝えたいけれど、語彙が少ないために“ちくちくことば”を口にしてしまったり、コミュニケーションを取ることが苦手なお子さんもいらっしゃいます。
ウォレスアカデミーでは、お子さんそれぞれに寄り添い、自己肯定感を大切にしながら、語彙やポジティブコミュニケーションの力を増やしていきたいと思っております。
(白﨑)
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保護者様対象「ウォレス・ペアトレ」のご案内

昨年ご好評をいただきました「ウォレス・ペアトレ(ベーシック)」を本年も開催することとなりました。
「ペアトレ」とは、「ペアレント・トレーニング」の略称です。
お子さまへの対応方法を身に付けることで、お子さまと良い関係性を保ち、さらには親御さん自身の自己肯定感を高めることを目的として開発されたプログラムです。
5回に分けて、子育てスキルを具体的に分かりやすくお伝えし、さらにワークを通して練習をすることで、実践的に使えるようにしていきます。
また、ワークなどで保護者様同士が意見を交わしたり、思いを話し合ったりする場面も大切にしていきますので、交流を深めてもらえればと思います。
同じ立場の方からの言葉は、心のエネルギーになり、子育ての素敵なヒントになると思います。
~昨年の様子~
ウォレス・ペアトレ(ベーシック)・・・全5回
■日程
①6月 4日(日)子どもの行動を3つに分ける
②6月11日(日)好ましい行動を増やすには
③6月25日(日)好ましくない行動を減らすには
④7月 2日(日)子どもに伝わる話し方
⑤7月16日(日)子どもと良い関係を作るには
■時間 10時~12時
■場所 ウォレス4階 ホール
■募集人数 8名(ご夫婦での参加も可)
■参加費 受講料はいただきませんが、本講座は事業所内相談支援加算Ⅱ対象となっております。
■教材費 5,000円(全5回の資料代)
・ご夫婦で参加の場合は1家庭5,000円
・再受講の方は2,000円
■担当講師 前田幸子 瀧野亜利紗 西邦枝
(ウォレスアカデミー児童指導員)
■申込方法 ウォレスアカデミーへお電話
(0776-50-3623)、または公式LINEでお申込ください。
■申込締切 令和5年5月27日(土)18:00
■その他 全5回の参加が望ましいですが、欠席されても資料は全てお渡しします。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
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エレベーターに乗れるようになったAくんのお話 ~オープンから3年経って思うこと~

ウォレスのオープンから今月で3年が経ちます。
オープン当初から来られているお子さまも皆さん成長され、何人の子たちに背を追い越されたでしょうか・・・泣
見た目だけではなく、心も立派に成長されているのだと、毎回支援に入らせていただく中で感じることがたくさんあります。
先日、ウォレスに通所されてるお子さま(Aくん)に、
「ねえ、ウォレスに来たばっかりの時にさ、エレベーターも怖かったし、8階も怖かったよね?でも、今はなんで大丈夫なの?」と聞いてみました。
初めは、「えーわすれたー」と言いながら、なかなか話してくれませんでしたが、あることを言うと真剣に考えて話してくれました。
「実はさ、新しく来た小さい子が、エレベーターと、高いところが怖いと思っているんだけどね。Aくんも怖いって言ってたけど、今は怖がってないからどうして大丈夫になったか、その子に教えてあげたいんだよね」
すると、しばらく考えてこんなことを話し始めました。
「がんばって、のってみる・・・何回も乗ってみる・・・慣れてきて大丈夫になる・・・。」
「そっか~、怖いけど、やってみるんだ!」
「ん、そう!なんか分からんけど、出来た!」
と話してくれました。
初めは、言い渋っていたのに、自分と同じように困っている子がいると分かると、真剣に考えてくれました。
「まずは行動してみる」
「何回も行動してみる」
「習慣化してくる」
3年経って、立派に成長されたのだと感じました。
小さな男の子のために、勇気を出して話してくれたAくんのお話でした。
入学式、進級、新たな出会いにワクワクする一方で、新しい環境に戸惑い、不安な気持ちになることが多い時期です。
この不安を乗り越えていくことはとても難しい事ですが、それを乗り越えた時に人は成長していくと思います。
その経験があるからこそ、“今”があり、“成長することができた”と、保護者さまの想いを言葉にして伝えてあげるのも良いと思います。
それが、親子にとってかけがえのない時間になるのではないでしょうか?
(前田)
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避難訓練実施の報告

令和5年3月、ウォレスアカデミーにて避難訓練を実施いたしました。
当事業所はお子さまごとに来所される時間がそれぞれ違うため、全員での避難訓練は出来ません。
そのため、アカデミーのスタッフ一人ひとりがすぐに行動出来る体制が必要です。
ウォレスアカデミーでは、定期的に避難訓練を実施し、緊急時の対処法や避難経路を確認しています。
スタッフ同士で気付いた点を出し合いながら、入念に確認していきました。
①緊急時の役割・持ち物確認
スタッフ全員で緊急時の役割と持ち出す物を確認。
情報伝達係:状況確認、通報、周知、避難経路確保、連絡等
誘導係:お子さまの安全確認と声掛け、残留時の確認、名簿・緊急箱の持ち出し等
8階と5階の担当スタッフに分かれて状況確認。
各階で人数が揃い次第避難開始。
避難の際は、先頭と最後尾をスタッフ、間にお子さまをはさむようにして1列で移動。
②8階避難器具の操作確認
緊急時に窓の外へ出るための避難器具が8階のROOM4にあるため、実際に操作して確認。
③緊急時の避難経路確認
避難時は階段を使用。階段通路が確保されていることを確認。
避難場所である順化小学校まで歩いていき、待機場所となっている校庭の場所を確認。
避難訓練を終えた後は、注意点や緊急時の対応方法など、細かいところまで十分に話し合いました。
今年度は、会社全体で消防署による研修・講習を予定しています。
今後も、適宜スタッフ同士で意見を出し合って、適切な対処法を確認してまいります。
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